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GUEST
月夜のパーティー
美月じゅんさん
       
 
MIE
奏でるカノン 猫の目 ILLUSION 夜空 HALF MOON 秋の月と・・・
小さなうさぎ 硝子窓        



月夜のパーティー


夏の庭に丸テーブルと椅子を並べ
お祝いのパーティーを開きましょう
今夜はネコも花も風もお客さま
とっておきのグラスで乾杯しましょう
やさしいピアノ曲を連弾で奏でれば
少女だった日の貴女を想い出す
満ちてゆく月にあこがれを抱いて
星が眠るまで語り続けましょう

from 美月じゅんさん

バナー

じゅんちゃん、このコーナーの 始まりにピッタリの扉POEMをありがとう♪
最初のサンプルではここのBGMは
リストのハンガリアンラプソディーでしたよね。
でも、詩を戴いたら、メルヘンの世界でピアノの前、
連弾しながらゲストを待つふたりの姿が浮かんでしまいました。
(この事がなんだか、嬉しいです・・・見守ってくださって居るみたいで)
ピアノカノンは金沢さんのサイトからダウンしていたのですが、
この曲ほんの数日前に美雨さんの扉に使用されました。
重なっちゃったので、迷いましたがアレンジも違うし
ここで使いたい気持ちに負けて、変更させていただきました。
(美雨さんごめんなさい)
詩姫様、素敵な詩をありがとうございました♪

2001年7月6日



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奏(かな)でるカノン

大きなピアノの前の
ちいさなふたり
並んで奏でるカノンに
微笑むお月様
笑いをこらえているのは 
貴女のいたずら仔猫
明るい月夜の空で
少女に戻ったふたり
いつまでも詩おうね
遠い日の恋 あしたの夢
やさしい風の流れに乗せれば
恋の歌 夢の詩
星空へと舞い上がる

by MIE

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猫の目

一日だけ猫の目を持って
過ごしてみたい
暗闇の中で
遠いお月さんと
お話し出来るでしょうか
十五夜のウサギと
お話し出来るでしょうか
背中の奥にまで
秘密がありそうな
あなたを見るより
簡単みたい
ふたり見つめ合って
秘密がありそうな
あなたが目をそらすの
見てみたい
きっと
あなたの後ろに
魔法の鏡が現われる

by MIE

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ILLUSION

遠い日 満月の日
枕の下にはあなたの手紙
私は月まで飛んだ
同じ日 満月の日
パジャマのポッケに私の手紙
あなたも月まで飛んだ
この月の形に誓いを交す
言葉の代りの指切りで
あれは夢という名の幻
今はまだ三日月


by MIE

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夜空

月を見て想う
誰のために輝くの
星を見て想う
誰のために見守るの

ただ 人を照らし
ただ 人を見つめてる

無欲な夜空に
ただ  愛を感じてる


by MIE

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HALF MOON

半月の影に  隠れた薔薇
突き放された棘が
 胸を刺す
あなたの痛みを  味わった夜
抜き跡から 流れた物は
あなたの涙 わたしの涙
同時に落ちて

消え去った

by MIE

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秋の月と・・・

見上げたら誘ってくれた
一晩だけ
お月様と夜遊びしたの
ほんとに ほんとに
今夜は

私の寂しさを
分って貰えない
夜だったから

by MIE

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小さなうさぎ

小さなうさぎ

わたしの大きな耳に
聞こえているのは
ため息混じりのざわめき

小さなうさぎ

わたしの円らな瞳に
映っているのは
明日じゃない景色

月へのぼって
耳を澄ましてみたい
月の中から
目を凝らしてみよう
わたしの心のままに
ふたたび
いつもの胸が躍ってる

by MIE

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硝子窓

臆病うさぎは
重たい扉を開けない
鍵穴から外を見つめてる

臆病うさぎは
月の灯りに照らされた
硝子窓がお気に入り

私もみんなのように
月の世界で住みたいな

毎夜 毎夜 眺めてる
冷たい風が入らぬように
硝子窓越しに

うさぎの窓のカーテンは
永遠に引かれない
露の水玉 光ってる

by MIE

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MUSIC ♪カノン♪パッヘルベル
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