光る雨

何も知らずに生まれた日
人は泣いてばかりの
特別な日の赤ん坊
新しい世界が眩しくて
目さえあけられない日
ただただ
光る雨を降らせてる
泣き声の中の不安の意味は
その日に同じ想いを抱いた
あなただけが知っている
頬を滑り落ちあなたの腕で
わたしの涙が
乾く日を待っていて
November 23, 2001

妖精イメージ
(美雨さん、一万アクセスおめでとう!)

ライン

あなたの前で

こんなに長い夜なのに
眠れぬ夜を過ごすひと
あなたの傍でわたしは
柔らかな枕になりたい

覆い被さる冷たさの
布団にすがって眠るひと
あなたの胸でわたしは
湯たんぽにもなりたい

時の流れに流されず
変わらぬ純を抱いたひと
あなたの前でわたしは
ささやかな愛になりたい

欲張りでお節介な
わたしの願い
December 1, 2001
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ライン

凍った風

お風呂から上がると
あなたは居なかった
窓の外では
かすかな風の音
ヒュルルゥーヒュルルゥーと
笑ってる

氷で作った馬に跨って
楽しそうに笑ってる
わたしの優しい風が
月明かりの中で凍って行く

悲しくて泣いたの
久しぶり
嬉しくて泣いたことしか
想い出せない
ヒュルルゥーヒュルルゥーと
まだ笑ってる
December 2, 2001
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ライン

人魚たちの星

空へ飛んでいきたいと
流れる雲に想いも馳せた
丘をかけあがってみたいと
野原の兎に憧れ抱いた
私の故郷の星には
ない物だったのでしょうか
泳ぐことの楽しさを
泳ぐことの喜びを
忘れてしまいそうな人魚たち
閉ざされてしまった心の海には
自由に泳いだ日があった
December 5, 2001

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