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風と雲

数分間
同じ場所に立ってみる
わずかな時の流れに
日向と陰が行き交った
これが風の力というものでしょう
雲はただ、風まかせ
陽が射したときに
あなたを想う
ありがとう
NOVEMBER 10, 2001

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ライン


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おなじ

「日溜りの中で想っているよ」
同じです 私も今
日溜りの中で想っていました
不思議です
あなたとの出逢いを想い出しました
同じ事を想い 同じ事をしていた
あなたとわたし
同じ物を持ち 同じ物を持たない
あなたとわたし

似たもの同士に言葉は要らず
ふたり 言葉で悩む事もない
いつまでも
大切にしたいあなたです
いつまでも
大切にしたいわたしです
NOVEMBER 11, 2001

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ライン


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風の中

風の怖さを知っている
風の冷たさ知っている
また来る季節
無風の中でふたり居たいけど
あなたの笑う顔も見てみたい
わたしの泣き顔拭いても欲しい
ほんとは知っている
無風の中では
確かめ合えない愛を

ふんわり頬撫でする風
隣の暖気を運ぶ風
無音の風が吹いたらいいね
NOVEMBER 11, 2001

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