美しいもの
美しいものは今よりも
明日が似合う
美しいものはここよりも
未来に輝く
AUGUST 3, 2001
ふたりの空間
あなたとわたしの空間は
いつも何処よりも優しくて
いつも何処よりも清々しい
時の流れはゆったりと
歴史を刻んで上書きして行く
それでも
いつも何処よりも優しくて
いつも何処よりも清々しい
AUGUST 4, 2001
私のKISS
赤ちゃんのおでこにキスすると
お風呂の香り
綺麗な綺麗な 明日の味
赤ちゃんのホッペにキスすると
マシュマロの香り
甘くとろける 恋の味
赤ちゃんのくちびるにキスすると
ミルクの香り
優しき乳房 母の味
みんな誰もが 誰かの赤ちゃんだった
AUGUST 5, 2001
意識の外
気まぐれでわがままで身勝手
みんな 私の中の私
自分でさえも始末に困る
私の中の私
朝 目覚めると何を得る
夢の中であなたに恋した私
私の中の私
夜 眠るとき何を失う
恋の不思議に泣いた私
恋があるから私は猫になる
恋の中で私は揺れ動く
意識の外で揺れ動く
あなたの心のままに
心地よく揺れている
AUGUST 7, 2001
ポエムの妖精
私の北に
ポエムの森がある
緑の香りに包まれて
人は
小鳥のように花のように
自由に遊ぶ
月が水に浮かぶ頃
湖畔に揃ってたたずめば
優しく揺れるは夢の月
零時の知らせと共に
貴女は現われる
星が映された水面は
五線の上の音符のようで
水上の可憐な貴女は
踊る人形
それはまるで
少女のよう 妖精のよう
深夜の森に響き渡るは
ポエムの妖精 貴女の詠う詩(うた)
AUGUST 8, 2001
(詩姫様、5万HITおめでとう!)
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