待っています と言った
いつまでも と言った
変わりはしない私の想い
嬉しい知らせ 悲しい知らせ
待つことの辛さを味わう日
あたたかい汗が冷たく変わり
真夏だというのに震えてる
JULY 27, 2001
夏の日の川
透き通る美しさ
素足になり流れる水に
くるぶしまで浸してみる
この気持ちの良さは何
お湯の中泡を立てながら
こすり洗うより
私の足は安らいで行く
砂利の感覚が心地よく
未来多き夏の日
遠い日を瞼に映す
ふたりあの頃に映す
手をつなぎ
流れる清水(せいすい)に身を委ね
裸足で歩いてみよう
止まらぬ清水(せいすい)に身を委ね
歌いながら歩いてみよう
大きく広い
海に出会うまで
愛すべき
海に出会うまで
JULY 29, 2001
70％の晴模様
雲が太陽を隠してる
70％の晴れ間を眺めてる
雲が泳ぐのじっと待つ
風の助けをじっと待つ
独りじゃ駄目だよ
いつもふたりだよ
雲の上で約束したね
雲の上では100％の晴模様
私の夢はあなたと同じ
あなたの夢は私と同じ
泣き伏せるあなたの横で
じっと待つ
泣きやむあなたを私
じっと待つ
JULY 31, 2001
乾いた土に
乾いた土に水をまく
真夏の熱い熱い空気の中
噴水のように飛び散らす
ゴムホースの先を
私のくちびるのように
出来る限りとんがらせてね
頬に飛び散る
爽やかな水しぶきが
熱い夏を忘れさせてくれる
乾いた土もいつしか
春の土に戻るのかしら？
私の心を夢見る季節に
連れ戻して！
水を含んだ土から
夢の花が芽を出すと
私の心は夢見る季節
今 再び花を摘む
AUGUST 1, 2001
少し
無造作に置かれた
飲みかけのミルク
中途半端な冷たさが
気休めを誘っている
仕方ないかと一息飲み干すと
すこし優しくなれる
視いりもしないのに
動いたままのテレビ
不親切な明るさが
寂しさを連れてくる
暗くても良いかとリモコン持つと
すこし優しくなれる
無気力な日の夜
些細なことで
私は少し変わる
だけど
ひとりぼっちの夜だから
少ししか変わらない
AUGUST 2, 2001
宝物
これからもズーッと
あなたとおしゃべりした時間
あなたと食事したひととき
一緒に泣いて
一緒に笑った日
わたしの一番大切なもの
仕舞い込まれた宝物
いつまでも覗く
AUGUST 2, 2001
好きと好きでない
好きなものいっぱい
数え切れない位にいっぱい
わたしの頭は
好きか 嫌いかよりも
好きか 好きでないかで
生きている
好きでないということが
嫌いということの代りでは
ないことを凄く好んでる
好きでないと言う言葉には
嫌いという言葉より
伝達のスピードの違い以上に
愛がありそうに想えるの
AUGUST 3, 2001
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