外は雪
身体が痺れるの?
やるせない辛さの中で
あなたを見ると
苦痛の中で必死の笑顔
心配させたくない・・・
そんなあなたの優しさに
涙を堪えるわたし
そっと手を添えていれば
温かく成ってくるね
January 2, 2002
短い言葉
待ってる私に届くのは
あなたの精いっぱい
どんなに短い言葉にも
春への憧れ感じて嬉しさの中
January 3, 2002
再びあの冬が
想いが伝わらなく成った冬
何重にも重ね着をしたあなたは
沈黙の雪の中へ溶け込んだ
私の呼ぶ声背中でさえぎって
かすかに聞こえてくるのは
すすり泣きにも似
短音のメロディー
寂しさは幼き日のわたし
あなたを知る前のわたし
再び孤独の冬が蘇る
January 6, 2002
雪に眠った子猫
わたしいまだに寂しい子猫
雪が思いださせる傷がある
冷気の麻酔に震えた子猫
あなたの小さな瞳に救われた
偽りの場所でいい
この少しの暖さえ夢の中
歌うことさえ出来ない冬と
もう出会いたくない
January 8, 2002
ちゃおからの贈詩「路地の子猫」への返詩。
「ちゃおの部屋」に掲載されました。
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