歩くには
海の男がしたように
未知の海を渡ったように
水平線に終わりが有るのを
信じたように
私は私の道を歩く事が
出来るのでしょうか?
まっすぐでまっすぐで
平らな平らな
ひと筋の道
歩けども歩けども
先に見えるは地平線
山を登るのもいい
坂に出会ってもいい
曲がりくねっていて欲しい
道の向こうを信じるよりも
歩ける私を信じる方が
好きだから
AUGST 18, 2001
Shower-Rain
眠たさの残る瞼を
かかえたままに
出かけてしまった
そんな無気力な朝に
出逢いがひとつ
陽の眩しさの中に
降りそそがれた
水滴だけの澄んだ滝
私があなたを求めたの?
心のうつろを埋め込んで
去ったあなたが
残してくれた
水を打たれた柔らかさ
花が咲きそうな柔らかさ
ねえ 今
歩きだして行けそうな
気がするの
AUGST 19, 2001
空の青さ
雲と雲の隙間から
微笑みかける
空の青さは変わらない
何分 何時間 何日
隠れていようと
空の青さは変わらない
いつも いつも
微笑みかける
愛をも恋をも越えた
優しき恵み
似ています
あなたの微笑みに
AUGST 22, 2001
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