Linda Ronstadt

 リンダ・ロンシュタット(本名:Linda Marie Ronstadt)はアリゾナ州南部のツーソンというメキシコ系アメリカ人が多く住む町で1946年7月15日に生まれています。
 『ロスの歌姫』と云われるまでにロサンゼルスを象徴するリンダが、ロサンゼルスを拠点としだしたのは60年代半ばのこと、18歳の時にアリゾナ大学在学中に知り合ったボブ・キンメル(Bob Kimmel)と共に旅に出て歌い演奏する生活に入りました。(リンダは大学生活を一年でドロップアウト)
 そして、ロサンゼルスで知り合ったケニー・エドワーズ(Kenny Edwards)らと一緒にフォーク・トリオ、ストーン・ポニーズ(The Stone Poneys)を結成(最初はキンメル・ブラザースという名だったようです)、漸く知名度も出てレコード会社と契約、Capitolから3枚のアルバムを発表。『ロスの歌姫』のスタート地点でした。
 ストーン・ポニーズは"Different Drum("悲しきロック・ビート")モンキーズのマイク・ネスミス作"13位"Up to My Neck in High Muddy Water("泥水に首まで")"93位(共にビルボード誌)と2曲のヒットを残しましたが、男性陣が脱退(ケニーは後々のリンダのアルバム数曲でギターやベース、バッキングヴォーカルなどで参加しています)、リンダはソロシンガーとして1969年に再出発しました。
 
  今やリンダ・ロンシュタットはアメリカを代表するポピュラーソング・シンガーのひとりに成りましたが、わたしの印象は今でもカントリーロック・シンガーのイメージが強いです。同じ時代にデビューして同じように20年・30年と歌い続けているオリヴィア・ニュートンジョンがカントリーポップ・シンガーの位置づけで通るのと似ています。(英語ではcontry-pop、日本では何故かポップカントリーと呼ばれていますが)
 オリヴィアもリンダと同じくらいのレコード・CDを発売していますし追い続けていますので、いずれ整理したいと思います。片や清純派、片や恋多き女と女性としてのイメージは正反対ながら、アルバム作りの点では結構似通った部分も有りました。
 また、リンダ・ロンシュタットのアルバムを買うたびに、新しい別のミュージシャンを知るきっかけと成ったというのは当時からのファンなら誰もが思うことで、リンダのファンであればジャクソン・ブラウン、J.D.サウザー、リトル・フィート、ウォーレン・ジヴォン、カーラ・ボノフなどの(いずれかの)アルバムも買った経験を持たれていることでしょう。
 70年代中期以降のロック・シーン、アルバムを出すごとに注目されて常に円の中心に居たリンダ・ロンシュタット、『ウェスト・コースト・ロック』という言葉の持つカテゴリー内にはめ込めないタイプのシンガーですが、『ウェスト・コースト・ロック』の動きの中でも特に重要な位置に居た人だと思います。


From My Collection
 ストーン・ポニーズ時代には67年〜68年に『Stone Poneys』『Evergreen』『Stone Poneys and Friends』と三枚のアルバムを出していましたが、いずれも当時は国内未発売、ほとんど話題に成らなかった様です。
 わたしの買ったのも"You're No Good"がヒットしてから再発で出された物でした。(Featuring Linda Ronstadtとジャケットにリンダの名前が新たに付け加えられています)
 もう一枚はPickwickというCapitol系安価盤レーベルから出されたベスト物。イラストは全然リンダに似ていなくてむしろオペラ歌手のアンナ・モッフォ風!オペラ・アリア集のようなジャケットです。
 後にCD時代に入り一時期、三枚はCD化発売されて居ましたが今は廃盤に成っています。

THE STONE PONEYS FEATURING LINDA RONSTADT
    (1974- original issued 1970)USA Capitol ST-11383 (LP)
A
1.Sweet Summer Blue and Gold
2.If I Were You
3.Just A Little Bit of Rain
4.Bicycle Song (Soon Now)
5.Orion
B
1.Wild About My Lovin'
2.Back Home
3.Meredith (On My Mind)
4.Train and the River
5.All the Beautiful Things
6.2:10 Train
stone poneys-1

STONEY END / THE STONE PONEYS (1976)
    USA Pickwick SPC-3298 (LP)
A
1.Wings
2.Different Drum
3.Some of Shelly's Blues
4.Driftin'
5.Stoney End
B
1.December Dream
2.Hobo
3.One for One
4.Let's Get Together
stone poneys-2

ソロになってからのCapitol時代。ストーン・ポニーズ時代の延長そのもののファーストアルバムはセールス的には芳しくないながらも、各地でライブを繰返し積極的にテレビショーに出て歌って回ったとの事、特にナッシュヴィルでのジョニー・キャッシュとのショーは好評を博し、セカンドアルバム(特にB面)からのカントリータッチの音作りに影響を与えた様です。
 そのセカンドアルバム『SILK PURSE』が、わたしが買ったリンダの初めてのレコードでした。
国内紹介される様に成ったのもこのセカンドアルバム(邦題は"ロング・ロング・タイム"72年発売)からで、<裸足で歌うシンガー>といったステージでの姿が話題に成っていました。ラジオで聴いてセカンドアルバムを買ってすぐに続けてサードアルバムも買いました、その後にデビューアルバムを買っています。伸びのある声で朗々と歌いあげるリンダには既に大物感を漂わせていました。
ヒットした"Long Long Time"、"Rock Me on the Water"などはさすがに良いですが他も繰返し聴いただけにどの曲も想い出深いです。
 元々声量は豊かで力強い歌声、74年頃から情緒も豊になり凄いシンガーに成長して行きますが、この時代のアルバムを一枚目、二枚目、三枚目と順に聴き続けてみると、一枚毎に上手くなっていくのが良く分かります。中でもわたしは、サードアルバムを特に良く聴きました。
 セカンドアルバム発表後からのツアーでは、バックバンドとして、このアルバムで既に参加していたギターのバーニー・リードン("He Dark the Sun"の作者でもあります)を初めとして徐々に後のイーグルスの面々が集まって来ています。
 そして、サードアルバムにはドン・ヘンリー、グレン・フライ、ランディ・マイズナーなども参加して一応イーグルス初期メンバーは全員参加(クレジットを見る限りでは四人揃ってバッキングした曲は無いみたいです)。またソロデビュー前のジャクソン・ブラウンの曲を取り上げていたりと、ウエストコーストロックシーンの歴史を語る上でも外せない一枚と成っています。
 その後のアルバム作りにも引き継がれていく事に成る、シュレルズの"ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロー"、デイル&グレースの"さよならデート"、フォンテラ・バスの"レスキュー・ミー"などオールディーズ系曲を散りばめる選曲プラス友好関係から提供される名曲数曲という形もセカンドアルバムから始まって居ました。
 『DIFFERENT DRUM』と題されたアルバムは本国では1974年『HEART LIKE A WHEEL』全米ヒット後に発売されたコレクション物でStone Poneys時代の曲を半分含むCapitol時代のベストアルバムです。

HAND SOWN... HOME GROWN (1969) USA Capitol ST-208 (LP)
A
1.Baby You've Been on My Mind
2.Silver Threads and Golden Needles
3.Bet No One Ever Hurt This Bad
4.A Number and a Name
5.The Only Mama That'll Walk the Line
6.The Long Way Around
B
1.Break My Mind
2.I'll Be Your Baby Tonight
3.It's About Time
4.We Need A Whole Lot More of Jesus (And a Lot Less Rock & Roll)
5.The Dolphins
Hand Sown... Home Grown

SILK PURSE (1970) USA Capitol ST-407 (LP)
A
1.Lovesick Blues
2.Are My Thoughts With You?
3.Will You Love Me Tomorrow?
4.Nobody's
5.Louise
B
1.Long Long Time
2.Mental Revenge
3.I'm Leavin' It All Up to You
4.He Dark the Sun
5.Life is Like a Mountain Railway
SILK PURSE

LINDA RONSTADT (1972) USA Capitol SMAS-635 (LP)
A
1.Rock Me on the Water
2.Crazy Arms
3.I Won't Be Hangin' Round
4.I Still Miss Someone
5.In My Reply
B
1.I Fall to Pieces
2.Ramblin' 'Round
3.Birds
4.I Ain't Always Been Faithful
5.Rescue Me
LINDA RONSTADT

DIFFERENT DRUM (1975-original 1974) JAPAN Capitol ECS-80237 (LP)
A
1.Different Drum
2.Rock Me on the Water
3.I'll Be Your Baby Tonight
4.Hobo
5.Stoney End
B
1.Long Long Time
2.Up to My Neck in High Muddy Water
3.Some of Shelly's Blues
4.In My Reply
5.Will You Love Me Tomorrow?
DIFFERENT DRUM

リンダは1973年にキャピトルからアサイラムへ移籍しました。(アサイラム・レーベルは後にジョン・レノンのレコードなどで有名になったゲフィン・レコードの創始者デヴィッド・ゲフィンがアトランティックからの出資を受けて、1971年に設立したレーベルでイーグルスやジャクソン・ブラウンを初め70年代ウエストコーストロックサウンドの中心的なレーベルと成っています。) 但しリンダがアサイラムから出す2枚目のアルバムだけは本国(アメリカ)リリースはキャピトルが発売するという約束の下での移籍でした。
 よって日本盤で買ったわたしの『HEART LIKE A WHEEL』はAsylumレーベルで有ります。
Asylumの日本発売権はややこしく、ワーナーパイオニアから東芝に移ったあと、1975年に本国側でAsylumがElektraと合併したために再びElektraの発売元ワーナーパイオニアに戻ってしまいました。本国でも80年代に入り実質Asylumの活動が休止され、ロゴマーク変更後80年代後半以降はすべてElektraレーベルで発売されています。
 アサイラムからの一枚目『DON'T CRY NOW』は前作(ソロ三枚目)のプロデューサーJohn Boylan,そして次作からのプロデューサーと成るPeter Asherに加えてJohn David Southerが主となって複数名プロデュースで発売され、サウンド面では橋渡し的要素の濃い作品と成りましたが、イーグルスの"Desperado(ならず者)&quotを初めジックリ聴ける味わい深い曲が多いです。
なお一曲目"I Can Almost See It"にはノーキー・エドワーズ復活に伴い交代したベンチャーズのギターリスト、ジェリー・マギー(Gerry McGee)が参加しています。

 次の『HEART LIKE A WHEEL(邦題:悪いあなた)』は74年12月にシングルカットされた"You're No Good(邦題:悪いあなた)"(アルバムタイトルと原題名が違うのに邦題は同じ!)が全米チャートを駆け上がり75年に入りNo.1ヒット、4月に発売された"When Will I Be Loved(邦題:いつになったら愛されるのかしら)"がNo.2ヒット、アルバム自体も1位に成り快進撃の始まりとなった記念作です。J D サウザーの"Faithless Love(あてにならない恋)"、ローウェル・ジョージの"Willin'"、ポール・アンカの"It Doesn't Matter Anymore(もうおしまい)"など他にも良い曲揃いです。このアルバム以降、ピーター・アッシャーのプロデュース作が90年代まで続きます。ちなみに"You're No Good(邦題:悪いあなた)"はどこか、イーグルスの"呪われた夜"と音作りが似ているように感じますね。

 続く75年から77年までの三枚のアルバム『PRISONER IN DISGUISE(邦題:哀しみのプリズナー)』、『HASTEN DOWN THE WIND(邦題:風にさらわれた恋)』、『SIMPLE DREAMS(邦題:夢はひとつだけ)』は女性として一番の良い年代とも重なり《ヴォーカルアルバム》としてどれも特に優れた作品になっていると思います。
 イギリス人、ピーター・アッシャーはゴードン・ウォーラーという高校時代の友人とPeter & Gordonというデュオを組んで60年代に活躍した元ミュージシャン。妹さんが『アルフィー』等に出演していた女優ジェーン・アッシャーでポール・マッカートニーの初期のガール・フレンド、その繋がりからポールからのプレゼント曲を3曲ヒットさせて居ますが、他のヒット曲の多くはカヴァー曲がズラリ・・・。リンダのプロデューサーとしてもカヴァー曲を上手く選びヒットさせています。
 三枚のアルバムは好きな曲ばかりですが、その中でも特に好きなのがジミー・クリフ作"Many Rivers to Cross(遙かなる河)"、のちのち多くの人がカヴァーする名曲でリンダのヴォーカルも凄いです。
 レゲエ・シンガー、ジミー・クリフを知るきっかけと成った曲でも有りました。

 そして、次の『LIVING IN THE U.S.A(邦題:ミス・アメリカ)』はローリング・ストーンズの"Tumbling Dice"を歌った影響もありロックンロール色が強く成っていますが聴応えある曲も多くこれも好きな一枚です。

DON'T CRY NOW (1973) JAPAN Asylum P-8399Y (LP)
A
1.I Can Almost See It
2.Love Has No Pride
3.Silver Threads and Golden Needles
4.Desperado
5.Don't Cry Now
B
1.Sail Away
2.Colorado
3.The Fast One
4.Everybody Loves a Winner
5.I Believe in You
Don't Cry Now

HEART LIKE A WHEEL (1974) JAPAN Asylum ECS-80129 (LP)
A
1.You're No Good
2.It Doesn't Matter Anymore
3.Faithless Love
4.Dark End of the Street
5.Heart Like a Wheel
B
1.When Will I Be Loved
2.Willin'
3.I Can't Help It (If I'm Still In Love With You)
4.Keep Me From Blowing Away
5.You Can Close Your Eyes
HEART LIKE A WHEEL

PRISONER IN DISGUISE (1975) JAPAN Asylum P-10056Y (LP)
A
1.Love Is a Rose
2.Hey Mister That's Me Up On the Jukebox
3.Roll Um Easy
4.Tracks of My Tears
5.Prisoner in Disguise
B
1.Heat Wave
2.Many Rivers to Cross
3.The Sweetest Gift (with Emmylou Harris)
4.You Tell Me That I'm Falling Down
5.I Will Always Love You
6.Silver Blue
PRISONER IN DISGUISE

HASTEN DOWN THE WIND (1976) USA Asylum 7E-1072 (LP)
A
1.Lose Again
2.The Tattler
3.If He's Ever Near
4.That'll Be the Day
5.Lo Siento Mi Vida
6.Hasten Down the Wind
B
1.Rivers of Babylon
2.Give One Heart
3.Try Me Again
4.Crazy
5.Down So Low
6.Someone To Lay Down Beside Me
HASTEN DOWN THE WIND

SIMPLE DREAMS (1977) JAPAN Asylum P-10398Y (LP)
A
1.It's So Easy
2.Carmelita
3.Simple Man, Simple Dream
4.Sorrow Lives Here
5.I Never Will Marry
1.Blue Bayou
B
2.Poor Poor Pitiful Me
3.Maybe I'm Right
4.Tumbling Dice
5.Old Paint
SIMPLE DREAMS

LIVING IN THE U.S.A (1978) USA Asylum 6E-155 (LP)
A
1.Back in the USA
2.When I Grow Too Old to Dream
3.Just One Look
4.Alison
5.White Rhythm and Blues
B
1.All That You Dream
2.Ooh Baby Baby
3.Mohammed's Radio
4.Blowing Away
5.Love Me Tender
LIVING IN THE U.S.A

 『MUSIC FROM FREE CREEK』と題されたLP二枚組のセッションアルバムは当時「謎のスーパーセッション」としてジェフ・ベックやエリック・クラプトンが名前を伏せて参加したアルバムとして話題になり、わたしもこのふたりを聴くために買ったアルバムです。日本盤発売当時リンダの名前は影も薄く、フライング・ブリトウ・ブラザースのバーニー・リードンの名前の方が参加ミュージシャンとして大きく取り上げられて居ました。バーニー・リードンやスリードッグナイトのジミー・グリーンスプーンなどをバックにリンダは2曲歌っています。

 下は1978年に発売されたジョニー・キャッシュ名義のライブ盤です。リンダは70年代初頭からジョニー・キャッシュのテレビショーに度々出たり、付き添ってのコンサート経験が何度か有り、この刑務所を訪れてのコンサート音源もいくつか有るようです。
 これはおそらく70年か71年頃の録音ではないでしょうか?(1976年頃の音源は2003年にCD化されています)

MUSIC FROM FREE CREEK (1973)
    JAPAN Famous Charisma SFL-9126/27 (LP)
B
3.He Darked the Sun
D
1.Living Like a Fool
  The Great Super-Session Rip-Off Chase
MUSIC FROM FREE CREEK
A CONCERT:BEHIND PRISON WALLS (1978)
    USA Pointed Star PS-10178 (LP)
A
2.Silver Threads and Golden Needles
5.You're No Good
B
2.I'll Be Your Baby Tonight
5.Long Long Time
  Other Songs by Johnny Cash and Roy Clark
BEHIND PRISON WALLS

 80年代に入り、いろいろなジャンルに手を広げていく事に成るのですが、やれる企画は今のうちにやっておこうとでも云った感じでまず、『MAD LOVE(邦題:激愛)』、『GET CLOSER』のニュー・ウェーヴ・パンクロック系。
カントリーロック系の曲や唱法は影を潜め、当時の時代の流れに乗ったロックアルバムです。エルヴィス・コステロは好きな人なので彼の曲を歌ったこの二枚のアルバムもわたしは結構好きでした。また、一時期人気があったクリトーンズのマーク・ゴールデンバーグの曲("Mad Love""Cost of Love""Justine")も悪くはないですが、歌唱的には「リンダ・ロンシュタットでなくとも・・・」と云う雰囲気で特徴は感じませんでした。

 そして、ジャズ・スタンダードを歌った三部作へと続く事に成ります。ジャズヴォーカリストがポップス・ロック系の曲を歌うアルバムは割と好きなのに、その反対は何度も何度も聴きたく成るようなアルバムに出会えなくて、半ば諦め気味で買った『What's New』。前例に漏れずといった感じで、一・二度聴いただけでした。
 その後も84年『Lush Life』86年『For Sentimental Reasons』とネルソン・リドルと組んだジャズ・スタンダード集のアルバムが続きましたが、この2枚は買わず終いでしたが、87年に三作をまとめて2枚組CD『'Round Midnight』として編集発売されたのを時期遅れのバーゲンで買いました。こういったジャズ・スタンダード集は無難に綺麗に歌うだけではなかなか個性を出し切れない難しさが有ると思います。ジャズ界に名唱多数だけにこちらも「リンダ・ロンシュタットでなくとも・・・」といった雰囲気でした。

 80年代後半にはアナログレコードからコンパクト・ディスクへの移行が進み、続く『DON'T CRY NOW』から『GREATEST HITS, VOLUME TWO』はアナログレコードのCD化として発売されたもの。
この時代のアナログ音源CDは『AAD』形式のCDで、アナログマスターテープから直接CDに移していたので音のコモリが激しく、モコモコとした音抜けの悪いCDばかりです(特にワーナー系のCDにその傾向強し)。
 再発物が続く中、ドリー・パートン、エミルー・ハウスと三人で作ったカントリーアルバムが発売されました。三人のハーモニーで聴かせるアルバムでとても楽しく聴応え有り、伸びのあるリンダの声が再度聴けました。彼女のちょっと鼻にかかった良く伸びる声はやっぱりカントリー系のスローテンポな曲が一番似合います。
ストーン・ポニーズ時代のケニー・エドワーズやアルバート・リー、ビル・ペインなどがバックで演奏しています。


MAD LOVE (1980) USA Asylum 5E-510 (LP)
A
1.Mad Love
2.Party Girl
3.How Do I Make You
4.I Can't Let Go
5.Hurt So Bad
B
1.Look Out For My Love
2.Cost of Love
3.Justine
4.Girls Talk
5.Talking in the Dark
MAD LOVE

GET CLOSER (1982) USA Asylum 60185-1 (LP)
A
1.Get Closer
2.The Moon Is A Harsh Mistress
3.I Knew You When
4.Easy For You to Say
5.People Gonna Talk
6.Talk to Me of Mendocino
B
1.I Think It's Gonna Work Out Fine
  (with James Taylor)
2.Mr. Radio
3.Lies
4.Tell Him
5.Sometimes You Just Can't Win
  (with John David Souther)
6.My Blue Tears
   (with Dolly Parton & Emmylou Harris)
GET CLOSER

WHAT'S NEW (1982) JAPAN Asylum P-11408 (LP)
A
1.What's New?
2.I've Got a Crush on You
3.Guess I'll Hang My Tears Out to Dry
4.Crazy He Calls Me
5.Someone to Watch Over Me
B
1.I Don't Stand a Ghost of a Chance With You
2.What'll I Do?
3.Lover Man (Oh Where Can You Be?)
4.Good Bye
WHAT'S NEW

HEART LIKE A WHEEL (1987-original 1974)
   USA Capitol CDP-46073 (CD)

1.You're No Good
2.It Doesn't Matter Anymore
3.Faithless Love
4.Dark End of the Street
5.Heart Like a Wheel
6.When Will I Be Loved
7.Willin'
8.I Can't Help It (If I'm Still In Love With You)
9.Keep Me From Blowing Away
10.You Can Close Your Eyes
Heart Like A Wheel

DON'T CRY NOW (1987-original 1973) USA Asylum 5064 (CD)

1.I Can Almost See It
2.Love Has No Pride
3.Silver Threads and Golden Needles
4.Desperado
5.Don't Cry Now
6.Sail Away
7.Colorado
8.The Fast One
9.Everybody Loves a Winner
10.I Believe in You
Don't Cry Now

PRISONER IN DISGUISE (1987-original 1975) USA Asylum 1045 (CD)

1.Love Is a Rose
2.Hey Mister That's Me Up On the Jukebox
3.Roll Um Easy
4.Tracks of My Tears
5.Prisoner in Disguise
6.Heat Wave
7.Many Rivers to Cross
8.The Sweetest Gift (with Emmylou Harris)
9.You Tell Me That I'm Falling Down
10.I Will Always Love You
11.Silver Blue
Prisoner In Disguise

HASTEN DOWN THE WIND (1987-original 1976)
   USA Asylum 1072 (CD)

1.Lose Again
2.The Tattler
3.If He's Ever Near
4.That'll Be the Day
5.Lo Siento Mi Vida
6.Hasten Down the Wind
7.Rivers of Babylon
8.Give One Heart
9.Try Me Again
10.Crazy
11.Down So Low
12.Someone To Lay Down Beside Me
Hasten Down The Wind

SIMPLE DREAMS (1987-original 1977) USA Asylum 104 (CD)

1.It's So Easy
2.Carmelita
3.Simple Man, Simple Dream
4.Sorrow Lives Here
5.I Never Will Marry
6.Blue Bayou
7.Poor Poor Pitiful Me
8.Maybe I'm Right
9.Tumbling Dice
10.Old Paint
Simple Dreams

LIVING IN THE U.S.A (1987-original 1978) USA Asylum 155 (CD)

1.Back in the USA
2.When I Grow Too Old to Dream
3.Just One Look
4.Alison
5.White Rhythm and Blues
6.All That You Dream
7.Ooh Baby Baby
8.Mohammed's Radio
9.Blowing Away
10.Love Me Tender
Living In The U.S.A

MAD LOVE (1987-original 1980) USA Asylum 510 (CD)

1.Mad Love
2.Party Girl
3.How Do I Make You
4.I Can't Let Go
5.Hurt So Bad
6.Look Out For My Love
7.Cost of Love
8.Justine
9.Girls Talk
10.Talking in the Dark
Mad Love

GET CLOSER (1987-original 1982) USA Asylum 60489 (CD)

1.Get Closer
2.The Moon Is A Harsh Mistress
3.I Knew You When
4.Easy For You to Say
5.People Gonna Talk
6.Talk to Me of Mendocino
7.I Think It's Gonna Work Out Fine
  (with James Taylor)
8.Mr. Radio
9.Lies
10.Tell Him
11.Sometimes You Just Can't Win
  (with John David Souther)
12.My Blue Tears
   (with Dolly Parton & Emmylou Harris)
Get Closer

'ROUND MIDNIGHT (1987) USA Asylum 60489 (2CD)

   Disc1
1.What's New
2.I'Ve Got a Crush on You
3.Guess I'Ll Hang My Tears Out to Dry
4.Crazy He Calls Me
5.Someone to Watch Over Me
6.I Don't Stand a Ghost of a Chance
7.What'll I Do
8.Lover Man (Oh Where Can You Be?)
9.Good Bye
10.When I Fall in Love
11.Skylark
12.It Never Enterd My Mind
13.Mean to Me
14.When Your Lover Has Gone
15.I'm a Fool to Want You
   Disc2
1.You Took Advantage of Me
2.Sophisticated Lady
3.Can't We Be Friends
4.My Old Flame
5.Falling in Love Again
6.Lush Life
7.When You Wish Upon a Star
8.Bewitched Bothered & Bewildered
9.You Go to My Head
10.But Not for Me
11.My Funny Valentine
12.I Get Along without You Very Well
13.Am I Blue
14.I Love You for Sentimental Reasons
15.Straighten Up and Fly Right
16.Little Girl Blue
17.Round Midnight
'Round Midnight

GREATEST HITS (1987-original 1976) USA Asylum 106 (CD)

1. You're No Good
2. Silver Threads and Golden Needles
3. Desperado
4. Love Is a Rose
5. That'll Be the Day
6. Long, Long Time
7. Different Drum
8. When Will I Be Loved
9. Love Has No Pride
10. Heat Wave
11. It Doesn't Matter Anymore
12. Tracks of My Tears
Greatest Hits

GREATEST HITS, VOLUME TWO (1987-original 1980) USA Asylum 516 (CD)

1. It's So Easy
2. I Can't Let Go
3. Hurt So Bad
4. Blue Bayou
5. How Do I Make You
6. Back in the U.S.A.
7. Ooh Baby Baby
8. Poor Poor Pitiful Me
9. Tumbling Dice
10. Just One Look
11. Someone to Lay Down Beside Me
Greatest Hits, Volume Two

TRIO (1987) USA Warner Bros. 25491 (CD)
  With Dolly Parton & Emmylou Harris

1. The Pain of Loving You
2. Making Plans
3. To Know Him Is to Love Him
4. Hobo's Meditation
5. Wild Flowers
6. Telling Me Lies
7. My Dear Companion
8. Those Memories of You
9. I've Had Enough
10. Rosewood Casket
11. Farther Along
Trio

 カントリーアルバムを作った後にだされたのは、オールスペイン語で歌われたメキシコの楽曲集。日本盤のCDでは原題を英訳してその英語をカタカナ化した『ソングス・オブ・マイ・ファーザーズ』というタイトルで出ていましたが、タイトル通りリンダのお父さん(ギターリスト)が彼女の子供の頃に歌って聴かせた彼女にとっての懐かしの歌集という事です。何度も聴いたアルバムでは有りませんが、良い印象を持った歌集でした。
 89年の『CRY LIKE A RAINSTORM, HOWL LIKE THE WIND』は70年代半ばのサウンドが久しぶりに戻って来ました。カーラ・ボノフの曲が三曲("Trouble Again"他)、ジミー・ウェブの曲を四曲取り上げています。"Adios"のスローバラッドはリンダに合っていて良い出来です。新しい試みとしては『スター・ウォーズ』でお馴染みのジョン・ウィリアムスお抱えのスカイウォーカー・シンフォニーという管弦楽団を使った事でしょうが違和感なく溶け込んで居ました。
 続く『Mas Canciones』はメキシコ歌集の第二集、続く『Frenesi(邦題:情熱)』はラテン歌曲集。この手の音楽もナット・キング・コールなどジャズ系の歌手が同系統のアルバムをいくつか出して居るのを聴いていますので、リンダのはちょっと物足りない感じでした。特に"フレネシー"はジュリー・ロンドンの『Latin in a Satin Mood』の中のヴァージョン(英歌詞)が素晴らしくて比較してしまいます。
 93年の『WINTER LIGHT』はポピュラーヴォーカルアルバム。全体にロック色は薄いおとなしい感じです。ジミー・ウェブやバート・バカラック、エミリー・ハウスの曲などが取り上げられています。個人的にはオールディーズ物Goffin/Kingの"Oh No Not My Baby"が気に入っています。

CANCIONES DE MI PADRE (1988) USA Asylum 60765 (CD)

1.Por Un Amor
2.Los Laureles
3.Hay Unos Ojos
4.La Cigarra
5.Tu Solo Tu
6.Y Andale
7.Rogaciano El Huapanguero
8.La Charreada
9.Dos Arbolitos
10.Corrido De Cananea
11.La Barca De Guaymas
12.La Calandria
13.El Sol Que Tu Eres
Canciones De Mi Padre

CRY LIKE A RAINSTORM, HOWL LIKE THE WIND (1989)
    USA Elektra 60872 (CD)

1. Still Within the Sound of My Voice
2. Cry Like a Rainstorm
3. All My Life
4. I Need You
5. Don't Know Much
6. Adios
7. Trouble Again
8. I Keep It Hid
9. So Right, So Wrong
10. Shattered
11. When Something Is Wrong with My Baby
12. Goodbye My Friend
  (3、4、5、7、11:Duet with Aaron Neville)
Cry Like A Rainstorm, Howl Like The Wind

MAS CANCIONES (1991) USA Elektra 61239 (CD)

1.Tata Dios
2.El Toro Relajo
3.Mi Ranchito
4.La Miriquita
5.Gritenme Piedras Del Campo
6.Siempre Hace Frio
7.El Crucifijo De Piedra
8.Palomita De Ojos Negros
9.Pena De Los Amores
10.El Camino
11.El Gustito
12.El Sueno
Mas Canciones

FRENESI (1992) USA Elektra 61383 (CD)

1.Frenesi
2.Mentira Salomo
3.Alma Adentro
4.Enter Abismos
5.Cuando Me Querias Tu
6.Piel Canela
7.Verdad Amarga
8.Despojos
9.En Mi Soleded
10.Piensa En Mi
11.Quereme Mucho
12.Perfidia
13.Te Quiero Dijiste
Frenesi

WINTER LIGHT (1993) USA Elektra 61545 (CD)

1. Heartbeats Accelerating
2. Do What You Gotta Do
3. Anyone Who Had a Heart
4. Don't Talk (Put Your Head on My Shoulder)
5. Oh No, Not My Baby
6. It's Too Soon to Know
7. I Just Don't Know What to Do with Myself
8. A River for Him
9. Adonde Voy
10. You Can't Treat the Wrong Man Right
11. Winter Light
Winter Light

 『Feels Like Home』は久しぶりにカントリー・ロックに浸かったリンダが聴けた嬉しいアルバムです。トム・ペティ、ランディ・ニューマンなどロックシンガーの曲を取り上げ、またニール・ヤングの出世作"After the Gold Rush"を歌ったのも興味深いです。ニールのフォークっぽい曲がリンダが歌うとカントリーっぽい響きに聞えます。
 同年、アサイラム音源に遅れる事ほぼ7年、キャピトル音源もソロに成ってからのアルバムを漸くCD化しました。
 『Dedicated to the One I Love(邦題:愛の贈りもの)』はエヴァリー・ブラザース、ケーデンス時代58年のヒット"愛をささげて"、ロネッツの"私のベイビー"などのオールディーズポップスに混ざってクィーンの"We Will Rock You"が子守歌化・・・。ブラームスの子守唄"、ビートルズの"Good Night""で締めくくったおやすみソング集。ジャズ・スタンダード集と同様、個人的には一・二度聴いただけのアルバムと成っています。
 次の『We Ran(邦題:夢見る頃を過ぎても)』は70年代一連の作品や80年代唯一のロック系アルバム『Cry Like A Rainstorm- Howl Like the Wind』、前々作『Feels Like Home』の系統のサウンドなので昔からのファンには大好評だった名盤です。プロデュースも久しぶりにピーター・アッシャーに戻って良い選曲しています。トップのジョン・ハイアット作"When We Ran"を聴いただけで、懐かしのリンダが戻ってきたのが判り嬉しい限り。60年代のR&B曲を加えるのはあの頃と同じですね、ここで選ばれたのはアーマ・トーマスの"Ruler of My Heart"(曲はナオミ・ネヴィルことアラン・トゥーサン)で凄く良い出来です。全曲グッドで有りました。

 そして、再びカントリーアルバム、ドリー・パートン、エミルー・ハリスと組んだ第二集『Trio II』(曲は『Feels Like Home』と何曲かダブります)、次がエミルー・ハリスとのデュエット集『Western Wall』、The Tucson Sessionsと副題が付けられていますのでリンダの生まれ故郷での録音です。 こちらは『Trio』、『Trio II』程カントリーっぽくはなく、ジャクソン・ブラウンの"For a Dancer"を除けば、どちらかというとフォーク・ロック的要素の方が強いでしょうか。そういえばリンダもエミルーも初期はフォークロックから始まっています。ふたりが出会ったのはグラム・パーソンズの遺作(エミルーがデュエットヴォーカルで参加)となった『GRIEVOUS ANGEL』でリンダが"In My Hour of Darkness"でバッキング・ヴォーカルを担当したときなので73年でした。以後長い付合いのふたりです。ブルース・スプリングスティーンの"Across the Border"も良いですね。

 レア音源が出たのは良いのですが、4枚組の『Box Set』として出たのはキツイです。エヴァリー・ブラザースの"夢を見るだけ(All I have to do is Dream)"などがソングリストの中に有ればやっぱり買ってしまいます。そうそう、収録されたワーナー音源のはリマスターされてCDでの音質向上は嬉しいです。
 続いてのクリスマスアルバムは長年のおつきあい上買ったアルバムですが、クリスマスだからと云ってこの手のアルバムを聴かないわたしはあまり聴く機会がないアルバムです。余談ですが、オリヴィア・ニュートンジョンもリンダの翌年にクリスマスソング集を出してましたが、まぁ一枚ずつなので仕方なしでしょうがエルヴィス・プレスリーは二回(二作)も出しました!(勿論買いましたが・・・)

FEELS LIKE HOME (1995) USA Elektra 61703 (CD)

1. The Waiting
2. Walk on
3. High Sierra
4. After the Gold Rush
5. The Blue Train
6. Feels Like Home
7. Teardrops Will Fall
8. Morning Blues
9. Women Cross the River
10. Lover's Return
Feels Like Home

HAND SOWN... HOME GROWN (1995-original 1969)
   USA Capitol C1-80125 (CD)

1.Baby You've Been on My Mind
2.Silver Threads and Golden Needles
3.Bet No One Ever Hurt This Bad
4.A Number and a Name
5.The Only Mama That'll Walk the Line
6.The Long Way Around
7.Break My Mind
8.I'll Be Your Baby Tonight
9.It's About Time
10.We Need A Whole Lot More of Jesus (And a Lot Less Rock & Roll)
11.The Dolphins
Hand Sown... Home Grown

SILK PURSE (1995-original 1970) USA Capitol C1-80126 (CD)

1.Lovesick Blues
2.Are My Thoughts With You?
3.Will You Love Me Tomorrow?
4.Nobody's
5.Louise
6.Long Long Time
7.Mental Revenge
8.I'm Leavin' It All Up to You
9.He Dark the Sun
10.Life is Like a Mountain Railway
Silk Purse

LINDA RONSTADT (1995-original 1972) USA Capitol C1-80127 (CD)

1.Rock Me on the Water
2.Crazy Arms
3.I Won't Be Hangin' Round
4.I Still Miss Someone
5.In My Reply
6.I Fall to Pieces
7.Ramblin' 'Round
8.Birds
9.I Ain't Always Been Faithful
10.Rescue Me
Linda Ronstadt

DEDICATED TO THE ONE I LOVE (1996) USA Elektra 61916 (CD)

1.Dedicated To the One I Love
2.Be My Baby
3.In My Room
4.Devoted to You
5.Baby I Love You
6.Devoted to You (Instrumental)
7.Angel Baby
8.We Will Rock You
9.Winter Light
10.Brahms' Lullaby
11.Good Night
    (1、2、4、5、8、9:With Valerie Carter)
    (10:With Aaron Neville)
Dedicated To The One I Love

WE RAN (1998) USA Elektra 62206 (CD)

1. When We Ran
2. If I Should Fall Behind
3. Give Me a Reason
4. Ruler of My Heart
5. Just Like Tom Thumb's Blues
6. Cry 'Til My Tears Run Dry
7. I Go to Pieces
8. Heartbreak Kind
9. Damage
10. Icy Blue Heart
11. Dreams of the San Joaquin
We Ran

TRIO II (1999) USA Asylum 62275 (CD)
  With Dolly Parton & Emmylou Harris

1.Lover's Return
2.High Sierra
3.Do I Ever Cross Your Mind
4.After the Gold Rush
5.The Blue Train
6.I Feel the Blues Movin in
7.You'll Never Be the Sun
8.He Rode All the Way to Texas
9.Feel's Like Home
10.When We'Re Gone, Long Gone
Trio II

Western Wall: The Tucson Sessions (1999) USA Asylum 62408(CD)
  With Emmylou Harris

1.Loving the Highway Man
2.Raise the Dead
3.For a Dancer
4.Western Wall
5.1917
6.He Was Mine
7.Sweet Spot
8.Sisters of Mercy
9.Falling Down
10.Valerie
11.This Is to Mother You
12.All I Left Behind
13.Across the Border
Western Wall: The Tucson Sessions

BOX SET (1999) USA Elektra 62472-2 (CD)
  Disc1
1.When We Ran
2.Ruler Of My Heart
3.Cry 'Til My Tears Run Dry
4.We Will Rock You
5.Winter Light
6.Anyone Who Had A Heart
7.I Just Don't Know What To Do With Myself
8.Don't Talk
9.Do What You Gotta Do
10.Heartbeats Accelerating
11.Goodbye My Friend
12.Adios
13.Cry Like A Rainstorm
14.Trouble Again
15.Easy For You To Say
16.The Moon Is A Harsh Mistress
17.Get Closer
18.Hurt So Bad
19.I Can't Let Go
20.Ooh Baby Baby
21.Just One Look
22.Poor Poor Pitiful Me
  Disc2
1.Blue Bayou
2.Try Me Again
3.Heat Wave
4.Heart Like A Wheel
5.It Doesn't Matter Anymore
6.You're No Good
7.When Will I Be Loved
8.Long Long Time
9.Different Drum
10.Little Girl Blue
11.I Get Along Without You Very Well
12.My Funny Valentine
13.When You Wish Upon A Star
14.It Never Entered My Mind
15.Skylark
16.What's New
17.Quiereme Mucho
18.Frenesi
19.Mentira Salome
20.La Mariquita
21.El Crucifijo De Piedra
  Disc3
1.High Sierra
2.Lover's Return
3.The Blue Train
4.Feels Like Home
5.Gentle Annie
6.Please Remember Me
7.After The Gold Rush
8.Moonlight In Vermont
9.El Camino
10.All My Life
11.Don't Know Much
12.Back In The U.S.A.
13.El Sol Que Tu Eres
14.Telling Me Lies
15.Somewhere Out There
16.I Think It's Gonna Work Out Fine
17.I Never Will Marry
18.Prisoner In Disguise
19.Faithless Love
20.I Can't Help It
  Disc4
1.Gainesville
2.Sandman's Coming
3.My Hero
4.All I Have To Do Is Dream
5.Dreams To Dream
6.The Blacksmith
7.Bandit & A Heart Breaker
8.Keep Me From Blowing Away
9.The Sweetest Gift
10.Freezing
11.Poor Wandering One
12.Sorry Her Lot
13.I Want A Horse
14.All That You Dream
15.Hearts Against The Wind
16.Tumbling Dice
17.Border Town
18.Falling Star
19.Honky Tonk Blues
20.Lightning Bar Blues
21.Why
22.I'd Like To Know
23.Everybody Has Their Own Ideas
Box Set

A MERRY LITTLE CHRISTMAS (2000) USA Elektra 62572 (CD)

1.The Christmas Song
2.I'll Be Home For Christmas
3.White Christmas
4.Have Yourself A Merry Little Christmas
5.River
6.O Come, O Come Emmanuel
7.Xicochi, Xicochi
8.I Wonder As I Wander
9.Away In A Manger
10.Lo, How A Rose E're Blooming
11.Welsh Carol
12.Past Three O'Clock
13.O Magnum Mysterium
14.Silent Night
A Merry Little Christmas

 次は1978年に発売されたLP盤とは違う音源の刑務所慰問時のライブです。映像付のDVD盤も発売された1976年頃のレコーディングだと思われます、『ならず者』のライブが聴けるのが嬉しいですね。

JOHNNY CASH PRESENTS A CONCERT BEHIND PRISON WALLS
(2003)    USA Eagle EAGCD269 (CD)

5.Desperado
6.You're No Good
8.That Honeymoon Feeling
11.Love Has No Pride
12.Silver Threads and Golden Needles
  Other Songs by Johnny Cash, Roy Clark and Foster Brooks
BEHIND PRISON WALLS

 クリスマスソング集以降、しばらくリリース無しでしたが、2004年に出たアルバムはジャズレーベルとして知られる Verveからのジャズ・スタンダード集。今回はオーケストラではなくバックはコンボ編成、そして好きなコール・ポーターの曲が取り入れられましたが"Get Out of Town"などを聴くと、スゥィング感乏しく物足りないですがジャズ・シンガーではないので仕方なしでしょう。バラードタイプは演奏も良いのでしっとり聴けます。
 2004年に発売されたベスト物は2002年にRhinoレーベルから発売されたベストを基礎としてジャケットも同じですが選曲や曲数に違いが有ります。どちらも"アメリカ物語(サムホエア・アウト・ゼア)"が入っているのがこれまでのベストとの違いでした。

 2006年に出たベスト『THE CAPITOL YEARS』はBESTという言葉はおかしな感じな『全曲集』です。ソロになってから米Capitolが発売した4枚のアルバム全曲に未発表音源5曲を加えて2枚組で出されました。未発表音源が入っているためにまたまた買う事になります。
 同年新録で出されたヂュエットアルバムは、ズーズーシスターズ(The Zozo Sisters)という名義が付けられた心デュオ(?)
Savoy-Doucet Cajun Bandのヴォーカル・ギターリスト、アン・サヴォイ(Ann Savoy)という女性とフォーク、ブルーグラス、カントリー、テックスメックスなどの楽曲を歌っています。アンがリードヴォーカルをとる曲はケイジャンミュージック独特のアコーディオンの音が鳴り響きます。

HUMMIN' TO MYSELF (2004) USA Verve B0000887-02 (CD)

1. Tell Him I Said Hello
2. Never Will I Marry
3. Cry Me a River
4. Hummin' to Myself
5. Miss Otis Regrets
6. I Fall in Love Too Easily
7. Blue Prelude
8. Day Dream
9. I've Never Been in Love Before
10. Get Out of Town
11. I'll Be Seeing You
Hummin' To Myself

THE VERY BEST OF LINDA RONSTADT (2004 Japanese edition)
    JAPAN Warner WPCR-11977 (CD)

1. You're No Good
2. It's So Easy
3. Blue Bayou
4. Don't Know Much   (with Aaron Neville)
5. Somewhere Out There   (with James Ingram)
6. When Will I Be Loved
7. Heat Wave
8. Different Drum
9. Poor Poor Pitiful Me
10. Tracks of My Tears
11. After the Gold Rush
  (with Valerie Carter & Emmylou Harris)
12. Long Long Time
13. Just One Look
14. Heart Like a Wheel
15. Back in the U.S.A.
16. That'll Be the Day
17. Hurt So Bad
18. All My Life   (with Aaron Neville)
19. Ooh Baby Baby
20. The Blue Train
21. How Do I Make You
22. Desperado
23. Winter Light
The Very Best Of Linda Ronstadt

THE BEST OF LINDA RONSTADT - THE CAPITOL YEARS (2006)
    USA Capitol 60751 (CD)

  Disc-1
1.Baby You've Been on My Mind
2.Silver Threads and Golden Needles
3.Bet No One Ever Hurt This Bad
4.A Number and a Name
5.The Only Mama That'll Walk the Line
6.The Long Way Around
7.Break My Mind
8.I'll Be Your Baby Tonight
9.It's About Time
10.We Need A Whole Lot More of Jesus (And a Lot Less Rock & Roll)
11.The Dolphins
12.It Won't Be Easy 13.Lovesick Blues
14.Are My Thoughts With You?
15.Will You Love Me Tomorrow?
16.Nobody's
17.Louise
18.Long Long Time
19.Mental Revenge
20.I'm Leavin' It All Up to You
21.He Dark the Sun
22.Life is Like a Mountain Railway
23.He Dark the Sun (Nashville version)
  Disc-2
1.Rock Me on the Water
2.Crazy Arms
3.I Won't Be Hangin' Round
4.I Still Miss Someone
5.In My Reply
6.I Fall to Pieces
7.Ramblin' 'Round
8.Birds
9.I Ain't Always Been Faithful
10.Rescue Me
11.Can It Be True
12.Kate(Live)
13.Long Long Time(Live)
14.You're No Good
15.It Doesn't Matter Anymore
16.Faithless Love
17.Dark End of the Street
18.Heart Like a Wheel
19.When Will I Be Loved
20.Willin'
21.I Can't Help It (If I'm Still In Love With You)
22.Keep Me From Blowing Away
23.You Can Close Your Eyes
The Capitol Years

ADIEU FALSE HEART / THE ZOZO SISTERS (2006)
    USA Vanguard 79808 (CD)

1.Opening
2.Adieu False
3.I Can't Get Over You
4.Marie Mouri
5.King Of Bohemia
6.Plus Tu Tournes
7.Go Away From My Window
8.Burns' Supper
9.The One I Love Is Gone
10.Interlude
11.Rattle My Cage
12.Parlez-Moi D'amour
13.Too Old To Die Young
14.Interlude
15.Walk Away Renee
16.Closing
    Linda Ronstadt & Ann Savoy
Adieu False Heart
 
The Stone Poneys Featuring Linda Ronstadt / Evergreen Vol. 2 (2008)
  Australia RavenRVCD-281(CD)

1. Sweet Summer Blue And Gold
2. If I Were You
3. Just A Little Bit Of Rain
4. Bicycle Song (Soon Now)
5. Orion
6. Wild About My Lovin'
7. Back Home
8. Meredith (On My Mind)
9. Train And The River
10. All The Beautiful Things
11. 2:10 Train
12. December Dream
13. Song About The Rain
14. Autumn Afternoon
15. I've Got To Know
16. Different Drum
17. Driftin'
18. Evergreen Part One
19. Evergreen Part Two
20. One For One
21. Back On The Street Again
22. Toys Of Time
23. New Hard Times
 Bonus tracks:
24. Some Of Shelly's Blues
25. Up To My Neck In High Muddy Water
26. Stoney End
27. Hobo  
 

Heart Like A Wheel (2012-original 1974)
   USA Capitol/RockBeat ROC-CD-3029 (CD)


1.You're No Good
2.It Doesn't Matter Anymore
3.Faithless Love
4.Dark End of the Street
5.Heart Like a Wheel
6.When Will I Be Loved
7.Willin'
8.I Can't Help It (If I'm Still In Love With You)
9.Keep Me From Blowing Away
10.You Can Close Your Eyes
Bonus tracks:
11.You're No Good (mono single)
12.When Will I Be Loved (mono single)
 

Linda Ronstadt - Duets (2014)
  USA Rhino R2542161 (CD)


1.“Adieu False Heart” with Ann Savoy
2.“I Can’t Get Over You” with Ann Savoy
3.“Walk Away Renee” with Ann Savoy
4.“The New Partner Waltz” with Carl Jackson
5.“I Never Will Marry” with Dolly Parton
6.“Pretty Bird” with Laurie Lewis*
7.“I Can’t Help It (If I’m Still in Love With You)” with Emmylou Harris
8.“Hasten Down The Wind” with Don Henley
9.“Prisoner In Disguise” with J.D. Souther
10.“I Think It’s Gonna Work Out Fine” with James Taylor
11.“Don’t Know Much” with Aaron Neville
12.“All My Life” with Aaron Neville
13.“Somewhere Out There” with James Ingram
14.“Sisters” with Bette Midler
15.“Moonlight In Vermont” with Frank Sinatra
 

 昔の音源で未発表のものが発売されました。『SAUSALITO '73 』 Stone Poneys から独立してソロ活動を始めた時期の1973年、California. Sausalito のスタジオThe Record Plantに於いて11月18日に録音されたライヴ。この時代のリンダのノビのある歌唱に感銘を受けた時代を思い出し感慨深いです。また、Andrew Gold,Jeff Baxter,John Boylan,Jimmy Hodderなどがバックで演奏しています。

 2015年になると、次から次へと昔のライヴ関連の音源が発表されるように成ってきました。'80年代頃ならば海賊版、ブートレグと言うことで契約上は正式には発売することが出来なかった自家録音、無許可録音物等でしょうか?
 リンダはもう新録をしないようですし、余程のことが無い限りライヴもしないでしょう。昔のステージ音源が乱発されても仕方ないのかも知れません。ただ、似たような時期の物まですべて買いそろえることはなかなか出来ませんので、選別しながら買い足して行くことに成ります。
 (この後、リンダは「パーキーソン病にかかりもう歌えないので引退します」という発表をしたという記事を見ました、年齢的に歌わないというのと歌えないというのは根本的に違いますので悲しくてショックです。)

 2019年に『LINDA RONSTADT LIVE IN HOLLUWOOD』というアルバム(CD)が出ました。録音は1980年4月24日、テレビ放送用のスタジオ・ライヴ音源です。わたしは入手していませんが、この音源もプライべートディスクとして市場に出ていたようです。
今回発売されたのはどうやら、正規認証盤という事で、実質リンダの正規での初ライブアルバムと成るとの事です。1980年というと丁度ロック色が強く出ていた時期で、レコードセールスが一番華やかだった時期で彼女もノリノリの頃です。 いろいろな想いが巡らす昔の音源です。

 『STONE PONEYS AND FRIENDS VOL. III』、これはストーン・ポニーズ時代のアルバムで、上記CD『The Stone Poneys Featuring Linda Ronstadt / Evergreen Vol. 2』に次ぐLP時代三枚目のアルバム。米日共に`90年代に一度、21世紀に入ってリマスターで再CD化盤 が出ていたのですが、それまでは未入手でした。2012年に Capitol 音源が EMI から Universal への移行により再々のCD化盤に成ります。この三作目はストーン・ポニーズの名が録音前にメンバーのひとりケニー・エドワーズが脱退、録音途中でもう一人のメンバー、ボビー・キンメルも抜けたために、種々バック・ミュージシャンを使って作られた為に「And Friends」とタイトルに付けられた様です。ケニー&ボビーの曲は2曲目、4曲目の二曲あります。それに1曲目の三曲断片メドレーと7曲目以外は既にほかのアルバム収録曲でしたので、4曲が初聴曲に成ります。



SAUSALITO '73 (2014)
  USA All Access AACD0126 (CD)


1. Nightingale
2. I Fall To Pieces
3. Silver Threads and Golden Needles
4. Love Has No Pride
5. Rock Me on the Water
6. I Cant Help It (If Im Still In Love with You)
7. It Doesnt Matter Any More
8. Dark End of the Street
9. I Believe In You
10. Crazy Arms
11. Long Long Time
12. Youre No Good
13. Steel Guitar Rag
14. Break My Mind

SAUSALITO '73

LINDA RONSTADT LIVE IN HOLLUWOOD (2019)
  JAPAN Rhino /Warner WPCR 18147 (CD)


1. I Can't Let Go
2. It's So Easy
3. Willin'
4. Just One Look
5. Blue Bayou
6. Faithless Love
7. Hurt So Bad
8. Poor Poor Pitiful Me
9. You're No Good
10. How Do I Make You
11. Back In The U.S.A.
12. Desperado

LINDA RONSTADT LIVE IN HOLLUWOOD

STONE PONEYS AND FRIENDS VOL. III
   (2021-original 1968)
    JAPAN Capitol /Universal UICY-79503 (CD)

1. Fragments
    /Golden Song
    / Merry-Go-Round
    / Love Is A Child
2. By The Fruits Of Their Labors
3. Hobo
4. Star And A Stone
5. Let's Get Together
6. Up To My Neck In High Muddy Water
7. Aren't You The One
8. Wings
9. Some Of Shelly's Blues
10. Stoney End
Stone Poneys

シングル盤

 リンダ・ロンシュタットの場合、特にシングル盤を意識していませんでしたので殆ど買ってはいませんでしたので数枚です。
輸入盤店でLPを買うついでに手を出すことが多かったために日本盤より米盤の方が多い結果となっていました。

Crazy / Someone to Lay Down Beside Me
 USA Asylum K-13071 (E-45361)
Someone to Lay Down Beside Me, Crazy
It's So Easy / Lo Sient Mi Vida
 JAPAN Elektra P-1705
It's So Easy / Lo Sient Mi Vida
Tumbling Dice / I Never Will Marry
 USA Asylum E-45479
Tumbling Dice / I Never Will Marry
Back in the U.S.A. / White Rhythm & Blues
 USA Asylum E-45479
Back in the U.S.A. / White Rhythm & Blues
Alison / All That You Dream (picture disc)
 USA Asylum K-13149 P
Alison / All That You Dream
How Do I Make You / Rambles Gambles
 USA Asylum E-46602
How Do I Make You / Rambles Gambles
Get Closer / Sometimes You Just Can't Win
 JAPAN Elektra P-1705
Get Closer / Sometimes You Just Can't Win


下記は他のミュージシャンのアルバムに参加した楽曲です


 ジョニー・リバースは膨大なアルバムを発表しています。自作曲でなく他人の曲の中から埋もれた曲や未発表の曲を取り上げては録音していますので、自作自演者に比べて録音曲数は大幅に多くなってきています。
 その中で`74年作『ROAD』の中に3曲、リンダがハーモニーで参加していた曲がありました。



ROAD (1974) Johnny Rivers
  USA Atlantic SD 7301 (LP)

SideA
2.Wait A Minute
3.Geronimo's Cadillac
4.I Like Your Music
ROAD (1974) Johnny Rivers


 ヴァレリー・カーターのソロ・デビュ−・アルバムにローウェル・ジョージからの関連でハーモニー・ヴォーカルを付けて参加しています。後に反対にヴァレリーにもリンダがハーモニーを付けて貰ったアルバムもありました。『Winter Light』『Feels Like Home』『Dedicated to the One I Love』などがそうです。



JUST A STONE'S THROW AWAT
 Valerie Carter
  USA Columbia PC 34155 (LP)

A
1. Ooh Child
2. Ringing Doorbells In The Rain
3. Heartache
4. Face Of Appalachia
5. So, So, Happy
B
1. A Stone's Throw Away
2. Cowboy Angel
3. City Lights
4. Back To Blue Some More

 Valerie Carter Just A Stone's Throw Away


 ニッティ・グリッティ・ダート・バンドが、1976年から1981年の間だけ The Dirt Band とグループ名短く変えていた`79年にヒットさせた "An American Dream"、この曲にリンダがバッキング・ヴォーカルで参加していたという記事を見ました。"An American Dream"の自体が大好きだった為に嬉しかったです。



AN AMERICAN DREAM (1979) The Dirt Band
  USA United Artists UA-LA974 (LP)

Side A 1. An American Dream
An American Dream dirt band


 フォーク系シンガー、ダニー・オキーフが、1975年にイーグルス関連のミュージシャンたちと一緒にレコーディングした際、一曲だけリンダがバック・コーラスを付けた曲がありました。
 2曲目の "Quites" というしっとりとしたタイプの曲です。リンダの声は確かに聞けますが、コーラスというほどではありません。


SO LONG HARRY TRUMAN (1975)  Danny O'Keefe
 JAPAN Tower / Warner WQCP-1140 (CD) 2011
  Original released in 1975, Atlantic Records (LP)

2. Quites
SO LONG HARRY TRUMAN Danny O'Keefe


 ヴァレリー・カーターのソロ第三作アルバムのVocalsメンバーの中にリンダのクレジットがありました。


THE WAY IT IS (1996) Valerie Carter
  JAPAN Pony Canyon PCCY-00888 (CD)

1. The Way It Is
2. Love Needs A Heart
3. That's The Way Of The World
4. Blessing In Disguise
5. Into The Mystic
6. Birds
7. I Say Amen
8. Who Is She (And What Is She To You)
9. When The Blues Comes To Call
10 .I Wonder Why
11. Sea Of Stars
12. Whistle Down The Wind

THE WAY IT IS (1996) Valerie Carter


 ハーブ・ペダーソンの、デビューアルバムとセカンド・アルバムに各一曲ずつハーモニーで参加していました。わたしが入手したのはCD化以降の物で [2 in 1] タイプの物。2枚のLPアルバムとも収録時間が短くCD1枚に収まっていました。



SOUTHWEST / SANDNAN (2014) Herb Pedersen
  UK BGO BGOCD 1151
 SOUTHWEST Original Isshued 1976
 SANDNAN Original Isshued 1977

4. Our Baby's Gone (from Southwest)
11. Sandman (from Sandman)
Southwest/Sandman Herb Pedersen


 ヴァレリー・カーターの死後、未発表音源やデモ音源を集めたCDが出されました。この "Heartache" は彼女のファースト『
JUST A STONE'S THROW AWAT』にも収録されていた曲のテイク違い。ヴァレリーの曲ではなくローウェル・ジョージ(Lowell George)とアイヴァン・ウルツ( Ivan Ulz)の共作。この曲にリンダがハーモニーを付けていました。



THE LOST TAPES (2018) Valerie Carter
  JAPAN  Ça Va? / Hayabusa Landings HYCA 3077

4. Heartache
Valerie Carter the Lost Tapes



 下は入手したライブ盤のジャケット写真とタイトルです

 Silver Threads (2015)  Silver Threads
 Willin' In L.A. (2015)  Willin' In L.A.
 The Document Radio Broadcast (2015)  The Document Radio Broadcast
 Party Girl / Radio Broadcast 1982 (2015)  Party Girl / Radio Broadcast 1982


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Text by Mie