紅蓮さんから「ブーケを持って」に連詩を戴きました

ブーケを持って
ここは一日中　陽の当たる土地 　　 大きな木々は少ないけれど 花と陽射しに　育てられ いつも　想いをこめて 摘みました ひとつ　あなたの花 ふたつ　わたしの花 小さな花の　ひとつひとつが しあわせつくる たくさん　摘めた日　 微笑みかけて わたしは　ブーケを作って あなたの手を　握ります MIE		貴方に幸せあげたくて・・・ ここは一日中　陽の当たる場所 貴方の好きだった 　　　　　　　　　　 かすみ草が今年も咲きました・・・ 摘んでもいいですか？ 抱えきれないほど 摘んでもいいですか？ 貴方に逢いに行くために・・・ 白いかすみ草 紅いかすみ草 貴方はどちらが好きだったのですか？ 今では聞くことが出来ない・・・ 雨上がり 小さな花に水滴を抱えたかすみ草 気まぐれなお日様の光を受けて 空が赤く染まる頃 霞がかかったように 水滴を風に揺らすかすみ草・・・ 貴方の好きだった かすみ草を 抱えきれないほど摘んで 貴方に逢いに行きたい・・・ それは私の夢 叶うはずのない夢・・・ 今年もかすみ草が咲きました 幸せのブーケを 作るために・・・ 紅蓮さん

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