THE SCORPIONS |
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DISCOGRAPHY FROM MY COLLECTION |
スコーピオンズの原型は60年代にルドルフ・シェンカー Rudolf Schenker とウォルフガング・ズィオニー Wolfgang Dziony が結成したバンドで、その後ルドルフの弟マイケル・シェンカー Michael Schenker が、知り合いだったヴォーカリスト、クラウス・マイネ共々参加して1971年に初期のメンバーが揃ったということです。 このルドルフ、マイケル・シェンカーの兄弟ギターリストは共にロック界屈指のギターリストなのですが、スタイルはかなり違います。 面白いことに彼らの性格そのものです。自由気ままで繊細なマイケルのスタイルは独創的でナイーヴなギター、ルドルフの方はしっかり者で正確で頼りがいのある力強いスタイルです。 リードギターリストとしてはマイケルの方が適して居るのでしょうがなにぶん、腰を落ち着けない風来坊。優しい兄貴に守られて自由気ままに弾いているといった感じです。マイケルの方は根っからのギターリスト、天才肌の人です。 「泣きのマイケル」と云われるほどにマイナースケールで生み出す絞り出すようなフレーズは彼独特の物です。そんなマイケルなので正式にスコーピオンズのメンバーとして参加したのはデビューアルバムただ一枚です(ゲストメンバーとして参加したのが他に一枚有るだけです)。 私がそのデビューアルバムを聴いたのは京都の学生下宿街、出町柳に有ったロック喫茶「ニコニコ亭」でした。ジャズ喫茶がたくさんあった京都でロック専門の喫茶店というのはここしか無かったと思います。 ヨーロッパの重たいサウンドのロックばかりを大音量で鳴らしていて、プログレッシブなロックが中心だったのですが、ここでクゥオーターマス、カーンと云ったちょっと珍しくもお気に入りのバンドなんかも知ることが出来ました。 スコーピオンズの Lonsome Crow もソフトマシーン的なジャズっぽい面も有ったのですがラストの13分以上にも成る大作・タイトル曲がヘビーで物悲しげで印象的でした。「現在演奏中」として飾ってあるジャケットをみたら日本盤です。 早速、そこを出てからそのレコードを買いに行ったのですが、それは無くって代わりに発売されたところだという IN TRANCE を買って帰ったのです。 この彼らのサードアルバムは強烈でした。一曲目 DARK LADY から、のめり込み、二曲目のタイトル曲(IN TRANCE)で、もうダウンです。この IN TRANCE は今でも彼らの中で一番好きな曲なのです。メタルじゃなく壮大な曲なのですが・・・。 余談ですが、このサードアルバムの日本盤ライナーは勉強不足の新進評論家としてその名を馳せていた人が書いていました。よって「この三枚目が日本でのデビューアルバム」というのは間違いです。彼自身、後に訂正文を書いているのですがこれまた読んだ人の口が開いたままに成るような訂正文でした。 IN TRANCE を気に入って数日後、大阪の大きなレコード店でセカンドアルバムを買いましたが、デビューアルバムは有りませんでした。 でも、別のレコード店で偶然に中古盤として出ていたのを見つける運の良さ。スコーピオンズとの長いつき合いの始まりです。 セカンドは SPEEDY'S COMING で後のスタイルを知ることが出来ますが、私としては最も聴く回数の少なかったアルバムです。この2枚目から参加しているリードギターリスト、ウルリッヒ・ロート Ulrich Roth もこれまた天才的なギターリスト、彼の居た時代にスコーピオンズは超トップクラスのバンドに成っています。 ジミ・ヘンドリックスを崇拝しているというウルリッヒはHR/HMに執着もなくスコーピオンズとは4枚のアルバムで一緒したあと ERECTRIC SUN というジャズ・クラシックなどをも融合したバンドを作っています。 私の一番好きなギターリストはジェフ・ベックなのですがウルリッヒもジェフと同じに全く自由気ままに好きな音楽を好きなようにやり続けて居ますネ。(ふたりの音も確かにどこかに似ている部分有りますネ)彼はマイケルが UFO という当時そこそこ人気のあった中堅バンドに引き抜かれたとき、自分の後釜として兄貴に紹介したと云うことです。 マイケルが抜けたとき一緒に加入したクラウスまで抜けかけて居たのをウルリッヒはクラウスと一緒にするのなら加入するという条件で当時ドイツ国内ですら無名だったバンドに飛び込んでいます。 マイケルが居たままで今のスコーピオンズが存在したかどうかは判りません。でもマイケルの知り合いだった天才ふたりを兄貴に紹介した弟マイケル。心配ばかりかけさせている兄貴に最高の孝行をした結果に成ったのだと今からだと思えます。 そしてスコーピオンズがHR/HMファンのみ成らず一躍音楽界で有名に成ったアルバム VIRGIN KILLER の発売なのですが、これは先ず普通のレコード屋さんではちょっと買いにくいジャケットカバーでした。 ロック通ばかりが集まる輸入盤専門店で買ったのですが、USA盤はジャケット差し替え(アメリカではこんなのは発禁です)、仕方なく当時ではかなり高価だったドイツ盤を買いました。 内容は文句なし、前作と共に初期の名盤でしょう。 1977年に発売された TAKEN BY FORCE がウルリッヒ在籍時のスコーピオンズ最後のアルバムとなるのですが We'll burn the Sky とか The Sail Of Charon 辺りの彼のソロプレイを聴くとそのテクニックが人並み外れていることが改めて認識されます。 |
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LONESOME CROW 1973 (LP) JAPAN METRONOME/BRAIN UPS.581-EB 1.I'M GOIN' MAD 2.IT ALL DEPENDS 3.LEAVE ME 4.IN SEARCH OF THE PEACE OF MIND 1.INHERITANCE 2.ACTION 3.LONESOME CROW |
FLY TO THE RAINBOW 1974 (LP) USA-RCA PPL-1-4025 1.SPEEDY'S COMING 2.THEY NEED A MILLION 3.DRIFTING SUN 4.FLY PEOPLE FLY 1.THIS IS MY SONG 2.FAR AWAY 3.FLY TO THE RAINBOW |
IN TRANCE 1975 (LP) JAPAN RCA RVP-6050 1.DARK LADY 2.IN TRANCE 3.LIFE'S LIKE A RIVER 4.TOP OF THE BILL 5.LIVING AND DYING 1.ROBOT MAN 2.EVENING WIND 3.SUN IN MY HAND 4.LONGING FOR FIRE 5.NIGHT LIGHTS |
VIRGIN KILLER 1976 (LP) GERMAN RCA PPL-1-4225 1.PICTURED LIFE 2.CATCH YOUR TRAIN 3.IN YOUR PARK 4.BACKSTAGE QUEEN 5.VIRGIN KILLER 1.HELL-CAT 2.CRYING DAYS 3.POLAR NIGHTS 4.YELLOW RAVEN |
1978年には日本に来てくれました。私が行ったのは4月26日の大阪公演なのですがウルリッヒのギターは勿論、クラウスのヴォーカルに驚きました。優れたギターリストは自分のギターと対等に渡り合えるヴォーカリストを求めるらしいのですがお互いが認め合ってバトルの様に繰り広げられるステージは圧巻でした。スコーピオンズの場合はリズムギターリストとして最高のルドルフがリズム隊をひっぱているのですからクラウスは思う存分歌えるのでしょう。ブラックモアとイアン・ギラン、デビッド・カヴァーディル、ジェフ・ベックとロッド・ステュアート、ジミー・ペイジとロバート・プラントなど、ヴォーカルとインスタルソロのかけ合いバトルがヨーロッパ系のハードロック初期スタイルを形成していたと思います。 スコーピオンズのライヴインジャパン TOKYO TAPES には大阪のテープは使われなかったのですが全く違わない音でした。翌年6月にも日本に来てくれてその時にも行きました。 79年に発売された LOVE DRIVE からはリードギターはマティアス・ヤブス Matthias Jabs に変わっていますがここではマイケルシェンカーがゲスト参加でギターを弾いていいて、A-2,4 B-3 にマイケルのクレジットが有ります。ブリティッシュ・ジャーマン系独特ずっしりとした重さとスリリングなサウンドからアメリカ的なカラッとした音に変貌しています。(ここら辺はユーライアヒープと似ているような気がします)バンドとしての巾を広げてこのまま80年代〜90年代も生き残るきっかけとなったアルバムと成りました。 翌年の ANIMAL MAGNETISM も前作の延長線上にある音です。ただ飛び抜けた曲がなくてこぢんまりとした印象です。 1982年に発売された BLACOUT は80年代以降にファンになった人たちの間ではベストとする感想などをいくつか読みました。事実、アメリカではビルボードアルバムチャート10位まで上がったほどに売れたアルバムです。個人的には次の LOVE AT FIRST STING の方が好きですし、私にとってのベストは VIRGIN KILLER 次が IN TRANCE に変わりはないので古いタイプのファンと成るのでしょう。 BLACOUT では、まるっきりアメリカ的な Arizona なんかが結構好きかな? ちなみに1982年と言えば音楽CD(コンパクトディスク)が発売されだした年でこの頃から1987年くらいまでの新譜はCDとアナログLPの2種類が発売されていました。初期のCDプレーヤーは読み取り能力に問題が有ったのか輸入盤CDでは全く再生してくれなかったりして、私はどちらかというとCDとLP2種類有ればLPを 買う方でしたが遂に80年代後半にはLPでの新譜は発売されなくなって、時々旧譜限定発売が有るだけになってしまいました。 それでもヨーロッパのディスコクラブ等で必要性から生産されていた事もあり、ここ数年、ビニールレコードと名前を変えて時々アメリカなどでも発売されるように成ってきています。 |
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TAKEN BY FORCE 1978 (LP) JAPAN RCA RVP-6232 1.STEAMROCK FEVER 2.WE'LL BURN THE SKY 3.I'VE GOT TO BE FREE 4.THE RIOT OF YOUR TIMe 1.THE SAILS OF CHARON 2.YOUR LIGHt 3.HE'S A WOMAN-SHE'S A MAN 4.BORN TO TOUCH YOUR FEELINGS |
TOKYO TAPES 1978 (LP) JAPAN RCA RCA-9147/48 1.ALL NIGHT LONG 2.PICTURED LIFE 3.BACKSTAGE QUEEN 4.POLAR NIGHTS 5.IN TRANCE 1. WE'LL BURN THE SKY 2.SUSPENDER LOVE 3.IN SEARCH OF THE PEACE OF MIND 4.FLY TO THE RAINBOW 1.HE'S A WOMAN,SHE'S A MAN 2.SPEEDY'S COMING 3.TOP OF THE BILL 4.HOUND DOG 5.LONG TALL SALLY 1.STEAMROCK FEVER 2.DARL LADY 3.KOJO NO TSUKI 4.ROBOT MAN |
LOVE DRIVE 1979 (LP) UK HERVEST/EMI SHSP-4097 1.LOVING YOU SUNDAY MORNING 2.ANOTHER PIECE OF MEAT 3.ALWAYS SOMEWHERE 4.COAST TO COAST 1.CAN'T GET ENOUGH 2.IS THERE ANYBODY THERE? 3.LOVEDRIVE 4.HOLIDAY |
ANIMAL MAGNETION 1980 (LP) USA MERCURY SRM-1-3825 1. MAKE IT REAL 2. DON'T MAKE NO PROMISES 3. HOLD ME TIGHT 4. TWENTIETH CENTURY MAN 5. LADY STARLIGHT 1. FALLING IN LOVE 2. ONLY A MAN 3. THE ZOO 4. ANIMAL MAGNETISM |
BLACKOUT 1982 (CD) JAPAN MERCURY PHCR-12505 1. BLACKOUT 2. CAN'T LIVE WITHOUT YOU 3. NO ONE LIKE YOU 4. YOU GIVE ME ALL I NEED 5. NOW! 6. DYNAMITE 7. ARIZONA 8. CHINA WHITE 9. WHEN THE SMOKE IS GOING DOWN |
LOVE AT FIRST STING 1984 (LP) USA MERCURY 814-981 1.BAD BOYS RUNNING WILD 2.ROCK YOU LIKE A HURRICANE 3.I'M LEAVING YOU 4.COMING HOME 5.THE SAME THRILL 1.BIG CITY NIGHTS 2.AS SOON AS THE GOOD TIMES ROLL 3.CROSSFIRE 4.STILL LOVING YOU |
LOVE AT FIRST STING から SAVAGE AMUSEMENT 迄のスタジオ録音盤 発売までに4年間有りますが、その間に全世界でブレイクした Bon Jvi のデビューもあり、この2作を連続して聴くと面白いです。 LOVE AT FIRST STING にはまだまだヨーロッパHM的なドライブ感とハイトーンヴォーカルで迫る曲が有ったのに対し SAVAGE AMUSEMENT ではかなり Bon Jovi を意識した作りに聞こえてしまいます。特に1曲目DON'T STOP AT THE TOP には驚きました。 1990年の CRAZY WORLD では録音もアメリカで行われています。 バッキングヴォーカルやハーモニーヴォーカルをサビに使うように 成ったりで個人プレイ中心に音づくりをしていた昔とは明らかに 変貌しては居るのですが、これはこれでまた好きです。 今のところ、全アルバムのなかで一番売れたアルバムだとのことです。 |
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WORLD WIDE LIVE 1985 (CD) USA MERCURY 824 344-2 1. COUNTDOWN (INSTRUMENTAL) 2. COMING HOME 3. BLACKOUT 4. BAD BOYS RUNNING WILD 5. LOVING YOU SUNDAY MORNING 6. MAKE IT REAL 7. BIG CITY NIGHTS 8. COAST TO COAST (INSTRUMENTAL) 9. HOLIDAY 10. STILL LOVING YOU 11. ROCK YOU LIKE A HURRICANE 12. CAN'T LIVE WITHOUT YOU 13. ANOTHER PIECE OF MEAT 14. THE ZOO 15. NO ONE LIKE YOU 16. DYNAMITE 17. CAN'T GET ENOUGH(PART 1) 18. SIX STRING STING 19. CAN'T GET ENOUGH(PART 2) |
SAVAGE AMUSEMENT 1988 (CD) USA Mercury 832-963-2 1. DON'T STOP AT THE TOP 2. RHYTHM OF LOVE 3. PASSION RULES THE GAME 4. MEDIA OVERKILL 5. WALKING ON THE EDGE 6. WE LET IT ROCK... YOU LET IT ROLL 7. EVERY MINUTE EVERY DAY 8. LOVE ON THE RUN 9. BELIEVE IN LOVE |
CRAZY WORLD 1990 (CD) USA Mercury 846-908-2 1.TEASE ME PLEASE ME 2. DON'T BELIEVE HER 3. TO BE WITH YOU IN HEAVEN 4. WIND OF CHANGE 5. RESTLESS NIGHTS 6. LUST OR LOVE 7. KICKS AFTER SIX 8. HIT BETWEEN THE EYES 9. MONEY AND FAME 10. CRAZY WORLD 11. SEND ME AN ANGEL |
随分と以前に書き始めたスコーピオンズのこと。途中から放置していたままでしたがまた徐々に書き足して行こうと思います。 時は'90年代にはいりHR/HMファンにとってはちょっと淋しい時期に入っています。世界の経済界が不況に陥ったのが原因なのか(?)、音楽界全体もオルタネイティブ・ロックとかグランジと呼ばれるヘヴィーで暗めの音楽が浸透してきます。疾走感溢れるスピード・チューンは奥に押し出された感じです。 1993年に発売された『FACE THE HEAT』も時代を反映したかのようにheavyな"ALIEN NATION"で始まります。それでもヴォーカルがハイトーンで駈けるので同時代の他の曲とは明らかに違います。3曲目"SOMEONE TO TOUCH"は充分に'80年代ロックの延長で気持ちよいです。 次の"UNDER THE SAME SUN"は驚き!まるでビートルズ、それもジョン・レノンの後期作風に似ています。 毎回お決まりのスロー・バラードは"LONELY NIGHTS","WOMAN" どちらも良いです。聴き終わってこのスロー系2曲が印象に残りました。 『LIVE BITES』はこの時代に行われたワールド・ツアーの各地録音音源からセレクトして編集された'90年代スコーピオンズを知ること出来るライヴ盤です。(ラスト2曲はスタジオテイクの未発表ヴァージョン) 各曲の飛び抜けた演奏は特にないですが、安定した演奏でベスト盤的な要素で聴けます。 異質なのは"AVE MARIA NO MORRO"、"モーホのアヴェ・マリア"と題されるボサノヴァ曲です。原曲は勿論ポルトガル語ですが、ここではスペイン語で歌っていますので、スペインとかメキシコ辺りでのライヴ音源でしょう。クラウスはホント何でも歌えますね。 『Crazy World』でのヒット曲 "Wind of Change",スタジオ録音の"White Dove" とバラード系が素晴らしいのもスコーピオンズ、クラウス・マイネだからこそ。 『PURE INSTINCT』'96年発売のアルバム、またまたスコーピオンズさんお得意のセクシー系ジャケット。こういったジャケットの時は安心してあの独特の突き刺さるような"サソリ"・スコーピオンズサウンドを期待してしまいます。1曲目のタイトルが"Wild Child" 如何にもやってくれそうなタイトルで更に期待。 で、聴いてみると...うーん、悪くはないですし、かなり良い線行っていますが、ドラムスのリズムパターンが物足りないのか、数カ所でもドカドカドカドカと手数多く入り込むのが有ると良かったと感じました。「スカッと爽快」とまでは行かなかったです。野球で云えばどん詰まりのポテンヒット打球がツーベースに成ったといった感じでしょうか。 4曲目"Stone in My Shoes"には驚きました。明るいパワー・ポップ、ハード・ポップ調の曲、イメージとしてはチープ・トリック、ヘッド・イースト、リック・デリンジャーなどが歌いそうな曲。私的には気に入りましたがカバー・ジャケットとは正反対の趣きでした。続く2曲"Soul Behind the Face"、"Oh! Girl"も間奏のギターソロ以外の歌メロはスコーピオンズらしさというより、小田和正さんが作って歌われそうな曲ですね。ここでのクラウスの声も小田さんに似ているぅ。 全体的に野性味より健全性が強かったです。 |
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FACE THE HEAT 1993 (CD) Japan Mercury PHCR-1218 1.ALIEN NATION 2.NO PAIN NO GAIN 3.SOMEONE TO TOUCH 4.UNDER THE SAME SUN 5.UNHOLY ALLIANCE 6.WOMAN 7.HATE TO BE NICE 8.TAXMAN WOMAN 9.SHIP OF FOOLS 10.NIGHTMARE AVENUE 11.LONELY NIGHTS 12.DESTIN 13.DADDY'S GIRL |
LIVE BITES 1995 (CD) Mercury /polygram 5269032 1. TEASE ME PLEASE ME 2. IS THERE ANYBODY OUT THERE 3. RHYTHM OF LOVE 4. IN TRANCE 5. NO PAIN NO GAIN 6. WHEN THE SMOKE IS GOING DOWN 7. AVE MARIA NO MORRO 8. LIVING FOR TOMORROW 9. CONCERTO IN V 10. ALIEN NATION 11. HIT BETWEEN THE EYES 12. CRAZY WORLD 13. WIND OF CHANGE 14. HEROES DON'T CRY 15. WHITE DOVE |
PURE INSTINCT 1996 (CD) Germany EasyWest 0630-14524-2 1.WILD CHILD 2.BUT THE BEST FOR YOU 3.DOES ANYONE KNOW 4.STONE IN MY SHOE 5.SOUL BEHIND THE FACE 6.OH GIRL (I WANNA BE WITH YOU) 7.WHEN YOU CAME INTO MY LIFE 8.WHERE THE RIVER FLOWS 9.TIME WILL CALL YOUR NAME 10.YOU AND I 11.ARE YOU THE ONE |
『EYE II EYE 』これはカバージャケットからして'90年代オルタネイティブ・ロック風ありありで、イソイソワクワクして聴くタイプではないと感じていました。1曲目、重たくはないですが退廃的なサウンドはやはりの予想どおり、2曲目、暗さは無いですが打ち込みの単純なリズムパターンが退屈。 3曲目、この曲はメロが単純ながら朝の清々しさを秘めているので、Queenのフレディ・マーキュリー、ロジャー・テイラーなどがやっていたオペラティックコーラスに仕上げられば良い曲に成ると思いましたが。 途中やはり退屈な曲が続き、ラストの全くロックらしさのない欧州バラード、"A Moment in a Million Years"がせめてもの救いといったホント曲名すら覚える気しない印象薄いアルバムでした。 『MOMENT OF GLORY』はウィーン・フィルと並び世界二大オーケストラの一雄ベルリン・フィルと共演したアルバム。1曲目"Hurricane 2000" はスコーピオンズ名曲中の名曲"Rock You Like a Hurricane"のこと。壮大な幕開けから名バラード"Wind of Change"などインスト2曲を除きクラウスの熱唱が全編聴き物です。"Here in My Heart"は女性ソング・ライターとして近年急に売れ出した Diane Warren ダイアン・ウォーレンの曲でこれまた名バラードです。(余談:ダイアン・ウォーレンの全米1位曲は数多いですがわたしは産業ロックの代表のような扱われ方をされるStarshipの"愛はとまらない"が素直に大好きです) 『MOMENT OF GLORY』は前作の退屈なリズム編集じゃなく重厚なオケがバックで聴き応え有りました。 『ACOUSTICA』はタイトルからして中味の演奏形態丸分かりです!この時期、大物ロッカーのアンプラグドミニライヴは大流行でとにかく一作は残されていますね。まぁ、ゆったりとくつろぎ気分も時には必要なのでしょう。スコーピオンズが録音場所に選んだのはリスボンの古い修道院だったとか。 全体的に良い雰囲気ですが、"Wind of Change"以降、Queenの曲、Carsの曲、そしてスコーピオンズの名バラードプラス大ヒット曲と続く後半が好きです。 |
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EYE II EYE 1999 (CD) USA Koch KOC-CD-8052 1.MYSTERIOUS 2.TO BE NO. 1 3.OBSESSION 4.10 LIGHT YEARS AWAY 5.MIND LIKE A TREE 6.EYE TO EYE 7.WHAT U GIVE U GET BACK 8.SKYWRITER 9.YELLOW BUTTERFLY 10.FRESHLY SQUEEZED 11.PRISCILLA 12.DU BIST SO SCHMUTZIG (UND DOCH SO SCHON) 13.ALEYAH 14.A MOMENT IN A MILLION YEARS |
MOMENT OF GLORY 2000 (CD) UK EMI 7243 5 57019 2 3 1.HURRICANE 2000 2.MOMENT OF GLORY 3.SEND ME AN ANGEL 4.WIND OF CHANGE 5.CROSSFIRE * 6.DEADLY STING SUITE * 7.HERE IN MY HEART 8.STILL LOVING YOU 9.BIG CITY NIGHTS 10.LADY STARLIGHT *=Instrumental the Scorpions & Berliner Philharmoniker |
ACOUSTICA 2001 (CD) Japan EastWest AMCE-7252 1.THE ZOO 2.ALWAYS SOMEWHERE 3.LIFE IS TOO SHORT 4.HOLIDAY 5.YOU AND I 6.WHEN LOVE KILLS LOVE 7.DUST IN THE WIND 8.SEND ME AN ANGEL 9.CATCH YOUR TRAIN 10.I WANTED TO CRY (BUT THE TEARS WOULDN'T COME) 11.WIND OF CHANGE 12.LOVE OF MY LIFE 13.DRIVE 14.STILL LOVING YOU 15.HURRICANE 2001 16.RHYTHM OF LOVE |
『UNBREAKABLE』と題されたアルバム邦題は『反撃の蠍団』という物ですが、直訳すると「壊れない」といった意味の形容詞。前作(スタジオ録音オリジナル『EYE II EYE』)への不評に答えた作品だったのでしょうか。一応スコーピオンズの本道に沿った曲が多いです。「スコーピオンズの伝統は崩れない」と云う事だと思われます。邦盤のコピーが「復活!蠍団。ハードロックの理想形が今ここに甦る。」という物でした。 もの凄く期待出来そうですが、バラード"Maybe I Maybe You"、"She Said"を除くハードロック系ナンバーが、どれも平均点ギリギリナンバーで「さすが」と思える曲が無かったです。 反面、スコーピオンズらしくはないポップ・チューン"Remember the Good Times"、"Someday Is Now"の出来は良いです。特に"Remember the Good Times"は好きです。 尚、バラードの"Maybe I Maybe You"はさすがスコーピオンズでしょう。じっくり聴かすメロディー重視の曲はいつも安定しています。 ボートラはボートラ級です。 『HUMANITY HOUR 1』一曲目を聴いて、再びヘヴィネス'90年代サウンドに戻ったのか?とちょっとガッカリしましたが2曲目、"GAME OF LIFE"で一安心!この曲は近年では最も本来のスコーピオンズ・サウンドを感じさせてくれました。そして次がこれまた'80年代サウンドを連想させてくれる"Love Is War"、"The Cross"。この3曲が前作の物足りなさを一掃してくれました。前作のキャッチ・コピーをこちらに移動しても良いのじゃないですか? ちなみにこの3曲、及び他の曲に作曲者として参加しているDesmond Child デズモンド・チャイルドはDiane Eve Warren ダイアン・ウォーレンと並び'80年代からヒット曲を連発している作曲家でアルバム製作にも携わっている人です。"Humanity"は当に正統派ハードロックバンドが'70年代に演奏していたタイプのドラマティック・ナンバーです。ケン・ヘンズレイが居た頃のユーライア・ヒープを思い起こしました。 充分、充分満足の作品です。デズモンド・チャイルドがスコーピオンズを若返らせてくれた結果に成ったら良いのに・・・と思ったのですが... 『STING IN THE TAIL』はナント、解散予告宣言後に発売された新作でした。実質的なラスト・アルバムに成ります。1曲目"Raised on Rock"、2曲目"Sting in the Tail"と続いて聴いてもう感激です。あの'70年代後半から'80年代にかけて世界へ飛び出していった時代を彷彿させてくれます。この2曲目"Sting in the Tail"の若さ溢れる縦ノリ感はどうでしょう!エネルギッシュで気持ちよくって「解散って嘘でしょ?」と発表がジョークではないのかと思っちゃいます。"Rock Zone"は'70年代的なハードロックですがこれも良いですね。そしてバラード系は"LORELEI"、"THE GOOD DIE YOUNG"、"The Best Is Yet To Come"、 "SLY"の4曲、どれもやはり素晴らしいです、私的には"LORELEI"が一番好きです。 スコーピオンズが既に何年活躍してきたのか、敢えてここに書きたくないほどの長い年月第一線でわたし達ファンを楽しませてくれました。「良い状態の時に自分たちで幕を下ろしたい」という意向通りにこの"ハードロック歴然としたアルバム"は長年のファンへの凄く嬉しいプレゼントです。ホント、ファンで良かったと思わせてくれますね。 |
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UNBREAKABLE 2004 (CD) Japan BMG BVCP-21384 1.NEW GENERATION 2.LOVE 'EM OR LEAVE 'EM 3.DEEP AND DARK 4.BORDERLINE 5.BLOOD TOO HOT 6.MAYBE I MAYBE YOU 7.SOMEDAY IS NOW 8.MY CITY MY TOWN 9.THROUGH MY EYES 10.CAN YOU FEEL IT 11.THIS TIME 12.SHE SAID 13.REMEMBER THE GOOD TIMES ---RETRO GARAGE MIX--- 14.DREAMER(bonus) 15.TOO FAR(bonus) and Enhanced Part-VideoMessage |
HUMANITY HOUR 1 2007 (CD) Japan BMG BVCP-21526 1. HOUR 1 2. GAME OF LIFE 3. WE WERE BORN TO FLY 4. FUTURE NEVER DIES 5. YOU'RE LOVIN' ME TO DEATH 6. 321 7. LOVE WILL KEEP US ALIVE AGAIN 8. WE WILL RISE AGAIN 9. YOUR LAST SONG 10. LOVE IS WAR 11. THE CROSS 12. HUMANITY 13.COLD(bonus) 13.LOVE WILL KEEP US ALIVE [radio edit](bonus) |
STING IN THE TAIL 2010 (CD) Europe Columbia SONY 88697593302 1. RAISED ON ROCK 2. STING IN THE TAIL 3. SLAVE ME 4. THE GOOD DIE YOUNG 5. NO LIMIT 6. ROCK ZONE 7. LORELEI 8. TURN YOU ON 9. LET'S ROCK 10. SLY 11. SPIRIT OF ROCK 12. THE BEST IS YET TO COME STING IN THE TAIL |
『COMEBLACK』と題されたアルバムが発売されました。「COMEBACK」ではありません。解散宣言した後なので新曲はありません。セルフカバーを含む他人の曲のカバー集です。私的にはブリティッシュ・ビート・グループのカバーが興味深いです。ビートルズ、ストーンズの曲からの選曲は意外な曲でした、クラウスの選曲でしょうか。スモール・フェイセスやキンクスはある意味やって不思議ではないバンドでしょう。スティーヴ・マリオット、レイ・ディヴィスなどは'70年代デビューのロッカー達にとり必ず通ったスターだったのでしょう。これもクラウスの選曲でしょう。面白いのはT・レックスの"Children Of The Revolution"、全く音楽のタイプは異質、それでもスコーピオンズのデビュー時期とグラム・ロック全盛時は重なりますし意識して居たのでしょうか? わたしがマーク・ボランの話をふとしたイギリス人(エルトン・ジョンのファン)の人が「ボランのブギー・ギターは凄いね」って云われた事が今も印象に残っています。あの単純なリフの繰り返しのギター。 そう、クラウスのギターはボラン・ブギーにヒントを得ていたのかも知れませんね。 解散して隠居しても、時々この様なアルバムを出して欲しいなと、少し思いました。 『LIVE 2011 GET YOUR STING AND BLACKOUT』は解散宣言したスコーピオンズが2011年〜2012年にかけて世界中を回るラストツアーを遂行。実に2年間かけて世界中のファンに挨拶して回ると云う事です。タイトルに2011と記されていますのでおそらく2012も出る可能性高いです。 そのツアーの中から映像をブルーレイ・ディスクで発売し、その映像部から音源だけを抜粋したCDがこのアルバムです。選曲はマティアス・ヤスプが正式加入したアルバム『LOVEDRIVE』以降のナンバーからです。 ヒット曲満載で映像無しでも充分楽しめます。 世界中をまわるラストツアーを終えて解散か・・・という話が途切れたままで、ウリ・ジョンなどは単独ライヴをこなしていましたが、2013年9月にギリシャのアテネでスコーピオンズとしてアンプラグドライヴを行い、その音源がアルバムとして出ました。 未発表曲も入り悪くはないのですが、、一度聴けば満足で何度も何度も聴こうとは思わないアルバムでした。オルタネイト・テイク集と考えてスコーピオンズファン向けのボーナス盤でしょうか。 |
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COMEBLACK 2011 (CD) Europe Columbia SONY 88697830742 1. RHYTHM OF LOVE 2. NO ONE LIKE YOU 3. THE ZOO 4. ROCK YOU LIKE A HURRICANE 5. BLACKOUT 6. WIND OF CHANGE 7. STILL LOVING YOU 8. TAINTED LOVE 9. CHILDREN OF THE REVOLUTION 10. ACROSS THE UNIVERSE 11. TIN SOLDIER 12. ALL DAY AND ALL OF THE NIGHT 13. RUBY TUESDAY |
LIVE 2011 - GET YOUR STING AND BLACKOUT 2011 (CD) EU SONY 8869791812-2 Disc:1 1.LADIES & GENTLEMEN 2.STING IN THE TAIL 3.MAKE IT REAL 4.BAD BOYS RUNNING WILD 5.THE ZOO 6.LOVING YOU SUNDAY MORNING 7.THE BEST IS YET TO COME 8.SEND ME AN ANGEL 9.HOLIDAY 10.TEASE ME, PLEASE ME 11.KOTTAK ATTACK Disc:2 1.BLACKOUT 2.SIX STRING STING 3.BIG CITY NIGHTS 4.STILL LOVING YOU 5.WIND OF CHANGE 6.ROCK YOU LIKE A HURRICANE 7.WHEN STH SMOKE IS GOING DOWN |
MTV UNPLUGGED 2013 (CD) EU SONY 88691 91860-2 Disc:1 1.STING IN THE TAIL 2.CAN'T LIVE WITHOUT YOU 3.PICTURED LIFE 4.SPEEDY'S COMING 5.BORN TO TOUCH YOUR FEELINGS 6.THE BEST IS YET TO COME 7.DANCING WITH THE MOONLIGHT 8.IN TRANCE 9.WHEN YOU CAME INTO MY LIFE 10.DELICATE DANCE (MATTHIAS SOLO) 11.LOVE IS THE ANSWER (RUDOLF SOLO) 12.FOLLOW YOUR HEART (KLAUS SOLO) Disc:2 1.SEND ME AN ANGEL 2.WHERE THE RIVER FLOWS 3.PASSION RULES THE GAME 4.ROCK YOU LIKE A HURRICANE 5.HIT BETWEEN THE EYES 6.ROCK 'N' ROLL BAND 7.BLACKOUT 8.STILL LOVING YOU 9.BIG CITY NIGHTS 10.WIND OF CHANGE 11.NO ONE LIKE YOU 12.WHEN THE SMOKE IS GOING DOWN |
なんと!なんと! 2014年の夏にスコーピオンズは【解散宣言、活動休止宣言を撤回】しました。 そして2015年、新作アルバムを発表、完全復活です。 『Return to Forever』 (邦題:祝杯の蠍団) はRockというジャンルに分類されている中での様々なタイプのRock Musicを詰め込んだ感じでしょうか? 8曲目"Rollin' Hom"や10曲目"Eye of the Storm"などはモロ米国バンドナンバー、それもHR/HM系にはかすりもしない様な純アメリカンサウンドな曲ですが、ベテランらしく聴き応えある曲に仕上がっています。 どのタイプのクラウス・マイネも安定感がありさすがです。そしてどの曲も楽曲自体が素晴らしく、充分満足した1枚でした。 『Return to Forever (Tour Edition)』というアルバムが2016年に成ってから発売されましたが、1枚目のCDは前年に発売された通常版に一曲追加されただけの物で他はすべて同じ。DVDディスクが2枚追加されたエディションということです。 2015年に『Return to Forever』発売に伴ったライブの収録映像やミュージックビデオが収められていました。 2020年初頭から [COVID-19](新型コロナウィルス感染症)という感染力や重症化率がとてつもなく大きな病原体ウィルスが世界中を襲いました。 外出が一時的に制限され、屋内に引きこもる生活が今も長く続いています。 彼らも国外へ出ずにドイツ国内一か所で録音をしていたということですが、50年前と変わらないそのヴァイタリティには頭が下がります。 2022年2月完全スタジオ録音の新作『Rock Believer』が発売されました。 21世紀に生まれた今の若者たちは、Scorpions、Led Zeppelin、Deep Purple、Uriah Heep等のRock史上に名を残す様な大物バンドの名前すら知りません。数年前に映画がヒットしたQueenが往年の70年代〜80年代のロックバンドで唯一知っている名前のようです。 今回のメンバーはKlaus Meine(vo)、Matthias Jabs(l.g)、Rudolf Schenker(r.g)、Pawel Maciwoda(bs)、Mikkey Dee(ds)ということでミッキー・ディー(元モーター・ヘッド)が初参加。 一曲目"Gas in the Tank"はトップらしくHard&Metalナンバーで始まりますが、このアルバムで一番気に入ったのはタイトル曲"Rock Believer"でした、歌い上げる"When You Know (Where You Come From)"もさすがのクライス・マイネ凄く良いですね。2枚目のアコースティックヴァージョンもじっくり聴かせます。 同タイプの"Seventh Sun"、"Shining of Your Soul"などもしっくりきます。スピードチューンでは"Peacemaker"でしょうか。 |
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RETURN TO FOREVER 2015 (CD) Japan Sony SICP-30719 1.GOING OUT WITH A BANG 2.WE BUILT THIS HOUSE 3.ROCK MY CAR 4.HOUSE OF CARDS 5.ALL FOR ONE 6.ROCK 'N' ROLL BAND 7.CATCH YOUR LUCK AND PLAY 8.ROLLIN' HOME 9.HARD ROCKIN' THE PLACE 10 EYE OF THE STORM 11.THE SCRATCH 12.GYPSY LIFE -Bonus- 13.THE WORLD WE USED TO KNOW 14.DANCING WITH THE MOONLIGHT 15.WHEN THE TRUTH IS A LIE 16.WHO WE ARE 17.ONE AND ONE IS THREE 18.CRAZY RIDE |
RETURN TO FOREVER (TOUR EDITION) 2016 (CD+2DVD) SONY 88875 19329-2 EU Disc-1 1. GOING OUT WITH A BANG 2. WE BUILT THIS HOUSE 3. ROCK MY CAR 4. HOUSE OF CARDS 5. ALL FOR ONE 6. ROCK 'N' ROLL BAND 7. CATCH YOUR LUCK AND PLAY 8. ROLLIN' HOME 9. HARD ROCKIN' THE PLACE 10. EYE OF THE STORM 11. THE SCRATCH 12. GYPSY LIFE -Bonus- 13. THE WORLD WE USED TO KNOW 14. DANCING WITH THE MOONLIGHT 15. WHEN THE TRUTH IS A LIE 16. WHO WE ARE 17. CRAZY RIDE 18. ONE AND ONE IS THREE 19. DELIRIOUS Disc-2 & Disc-3 DVD Movie |
ROCK BELIEVER (LTD.DELUXE EDITION) 2022 (CD) Vertigo 0602438863563 Germany Disc-1 1. GAS IN THE TANK 2. ROOTS IN MY BOOTS 3. KNOCK 'EM DEAD 4. ROCK BELIEVER 5. SHINING OF YOUR SOUL 6. SEVENTH SUN 7. HOT AND COLD 8. WHEN I LAY MY BONES TO REST 9. PEACEMAKER 10. CALL OF THE WILD 11. WHEN YOU KNOW (WHERE YOU COME FROM) Disc-2 1. SHOOT FOR YOUR HEART 2. WHEN TOMORROW COMES 3. UNLEASH THE BEAST 4. CROSSING BORDERS 5. WHEN YOU KNOW (WHERE YOU COME FROM) (ACOUSTIC VERSION) |