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from My Collection

  パット・ベネター(Pat Benatar)は1953年1月10日生まれ。誕生地はニューヨーク州、わたしの好きなアメリカン・ロッカー、ガーランド・ジェフリーズ(Garland Jeffreys)の出身地、ブルックリンということです。確かにセカンド・アルバム辺りのサウンドはガーランドにかなり似た感じですね。

 彼女は1974年に一度レコードデビューしていた様ですが(21歳時に"Day Gig"というシング盤ルタイトルで)その時は全く売れず、1979年クリサリス・レコードから再デビュー。その時のプロデュースがスージー・クアトロ(Suzi Quatro)でお馴染みの(Mike Chapman) で有ったことから、わたしは再デビューと同時に気になったシンガーでありした。
 日本でのファースト・シングルは"Heartbreaker"(これはアメリカではクリサリスからの2枚目、1枚目は " If You Think You Know How To Love Me")で
アメルカ本国での初ヒットとなりました(ビルボードのシングルヒットチャートで23位)。
 GFRの名曲やLed Zeppeliの曲などと同名ですがどれも異曲でこちらも大好きです。この曲のシングル盤プロデュースは、ピーター・コールマン (Peter Coleman) 名義です。
 彼女が有名になったのはMTV全盛の1983年〜85年頃でしたが、クリサリスでの初期のアルバム4枚と最初のライヴアルバムの時代の物がわたしには強烈に印象に残っています(彼女の20代後半の時期ですね)。
身体は華奢で声も太くは無いのですが、すごくしっかりとして安定感がある魅力的なシンガーです。


  1979年、初ヒットシングル"Hertbreaker" をA面トップに据えたファーストアルバムが、『In The Heat Of The Night』(日本盤のタイトルは『真夜中の恋人達』と複数形)。若々しい声が今聴くととても懐かしい。
 "Heartbreaker"はパットとの出会いの曲でわたしには忘れられない曲です。
 "I Need A Lover"はジョン・クーガー(John Cougar) 名義時代のジョン・メレンキャンプ(John Mellencamp) の曲、ジョン・クーガー、パット・ベネター両方とも本国ではシングル発売されました。(ジョンの方は28位まで上がるヒットとなり日本でもシングル発売されましたが日本でのクレジットはジョニー・クーガー)パットの方はトップ100にも入れませんでしたが曲の方はパット・ヴァージョンも勿論良い出来です。
 "We Live For Life"は後にパットの旦那様と成るニール・ジェラルド(Neil Geraldo)の作曲でこの時代はパットのバックバンドのリード・ギターリストでした。まさにスージー・クアトロとレン・タッキー (Len Tuckey0 の様(スージーは後に離婚しちゃいましたが)。

 タイトルチューン"In The Heat Of The Night"と"My Clone Sleeps Alone "は若干可愛い目の歌い方ですが、ステージ映像での彼女は目の周りのアイラインが濃くて睨みの効くツッパリ姉ちゃん風でした。

 セカンドアルバム『Crimes Of Passion』(日本盤タイトル『危険な恋人』)はし、どの曲も好きで良く聴いたアルバムです。その中でも"Hit Me With Your Best Shot"、"Treat Me Right"、"Prisoner Of Love"、"You Better Run"などはカセットのベスト物に入れていました。

 続いてのサードが『Precious Time』。アルバム自体がアメリカで大ヒット、初期の彼女の代表作でしょう。ここまでの三作はまぁ強烈でした。
 A面1曲目"Promises In The Dark"からパットのロックシンガーとしての魅力が湧き出ています。ニックの弾くギター主体のバックサウンドも良し、ニールとパットの共作です。続く”Fire and Ice”への流れも聴き慣れているのでこの続きでいつも聴きたい思いです。

In the Heat of the Night Crimes of Passion Precious Time
IN THE HEAT OF THE NIGHT (1979)
LP (USA) CHRYSALIS CHR-1236

A
1  Heartbreaker
2  I Need A Lover
3  If You Think You Know How To Love Me
4  In The Heat Of The Night
5  My Clone Sleeps Alone
B
1  We Live For Love
2  Rated X
3  Don't Let It Show
4  No You Don't
5  So Sincere


CRIMES OF PASSION (1980)
LP (USA) CHRYSALIS CHR-1275

A
1  Treat Me Right
2  You Better Run
3  Never Wanna Leave You
4  Hit Me With Your Best Shot
5  Hell Is For Children

B
1  Little Paradise
2  I'm Gonna Follow You
3  Wuthering Heights
4  Prisoner Of Love
5  Out-A-Touch
PRECIOUS TIME (1981)
LP (USA)  CHRYSALIS CHR-1346

A
1  Promises In The Dark
2  Fire And Ice
3  Just Like Me
4  Precious Time

B
1  It's A Tuff Life
2  Take It Any Way You Want It
3  Evil Genius
4  Hard To Believe
5  Helter Skelter


 三枚目のアルバムは『GET NERVOUS』、このアルバムの中で最も好きな曲が"I Want Out"(あまり話題にならない曲なのですが)。
続いて "Looking For A Stranger"、A面トップの "Shadows Of The Night" はヒットしパット自体もグラミー賞受賞対象曲と成りましたが個人的には特に好きな曲ではありませんでした。

 そして最初のライブアルバム『LIVE FROM EARTH』`82年から`83年にかけて行われたツアーの中からカリフォルニアとフランスでの録音がチョイスされています。音質はいまいちでしたが愛聴したライブ盤です。
(映像物もレーザーディスクで持っていたのですが、読み取り不能になって終い処分しました…このライブ映像での "I Want Out" もやはり良かったです。)

 『TROPICO』の中ではやはりシングルカットされた "We Belong" がやはり特別に良いですね。 割と評判の良い作品ですが個人的にはアルバム全体としてはちょっと物足りない感じでした。

Get Nervous Live from Earth TROPICO
GET NERVOUS (1982)
LP (USA) CHRYSALIS CHR-1396

A
1  Shadows Of The Night
2  Looking For A Stranger
3  Anxiety (Get Nervous)
4  Fight It Out
5  The Victim

B
1  Little Too Late
2  I'll Do It
3  I Want Out
4  Tell It To Her
5  Silent Partner

LIVE FROM EARTH (1983)
LP (UK)  CHRYSALIS CHR-1451

A
1  Fire And Ice
2  Looking For A Stranger
3  I Want Out
4  We Live For Love
5  Hell Is For Children

B
1  Hit Me With Your Best Shot
2  Promises In The Dark
3  Heartbreaker
4  Love Is A Battlefield
5  Lipstick Lies
TROPICO (1984)
LP (USA) CHRYSALIS FV-41471

A
1  Diamond Field
2  We Belong
3  Painted Desert
4  Temporary Heroes
5  Love In The Ice Age

B
1  Ooh Ooh Song
2  The Outlaw Blues
3  Suburban King
4  A Crazy World Like This
5  Takin' It Back



 20代でデビューして既に5年以上が経ち彼女も30代に突入、若々しさだけでなくいなせな姉ちゃんタイプに成ってきています、
 トップを飾る "Sex As A Weapon" はその雰囲気をモロに感じます。好きな曲です。

 `88年発表7枚目のスタジオ録音盤、『WIDE AWAKE IN DREAMLAND』トップの "All Fired Up" が最初のシングルカット・ナンバー、パット・ベネターらしさが充分出ているロックナンバー。 "Cool Zero" はドラムスの「ズンドコ ズンドコ」と典型的な初歩のリズム、この繰り返しはロックファンにとって中毒みたいなもので気持ちよく時々は間に挟んで聴きたくなります。"Let 'Em On Up" は「スコトコ スコトコ」と鳴るドラムス、こちらもまたまた、ニヤニヤと頷いちゃいます。ドラムスはそんなに有名な人ではありませんがパットのバックバンドとしてだけでなくリック・デリンジャー(Rick Derringer)のアルバむ等にも参加しているミーロン・グロンバッハー(Myron Grombacher)。
 小粒ナンバーが多いですが好きなアルバムのひとつです。

 『TRUE LOVE』 はパットがブルースに取り組んだ異色作。ブルースも好きなジャンルのわたしにとって「やったね!パット姉さん、さすがぁ-」といった感じです。
 いきなりロカビリー調、"Bloodshot Eyes"で始まります。このトップは新鮮です。そして、B.B.キングのブルース "Payin' The Cost To Be The Boss" 、 "I've Got Papers on You"にオールドタイムな "So Long"。その後このアルバムの為に作られたブルース・ナンバーが続きます。シングルカットされたタイトルナンバー "True Love" は良い出来です。既に旦那になっていたニール・ジェラルド(Neil Giraldo)がブルース調のソロを少し聴かせます。"Evening"このチームのオリジナルではないですが、パットのヴォーカルが光る渋いナンバー。"I Get Evil" はタンパ・レッド(Tampa Red)作のシカゴ・ブルース、結構いろいろなブルースマンが奏っています。
 ボートラを除くとラストソングになる "Don't Happen No More" は再度ロカビリーで締めくくっています。このアルバムは個人的に大好きです。
 `80年代後半〜`90年代初頭はアナログ盤からCDへ徐々に移行していった時代、LPとCD両ヴァージョンで新譜が出ていました、CDのみのボーナストラックとして "Please Come Home For Christmas" が収録、これもブルースです。チャールス・ブラウン(Charles Brown)というテキサス・ブルースマンの曲。

Seven the Hard Way Wide Awake in Dreamland TRUE LOVE
SEVEN THE HARD WAY (1985)
LP (JP) CHRYSALIS WWS 91142

A
1  Sex As A Weapon
2  Le Bel Age
3  Walking In The Underground
4  Big Life
5  Red Vision
B
1  7 Rooms Of Gloom
2  Run Between The Raindrops
3  Invincible
   (Theme From "The Legend Of Billie Jean")
4  The Art Of Letting Go

WIDE AWAKE IN DREAMLAND (1988)
CD (JP) CHRYSALIS CP32-5623

1  All Fired Up
2  One Love
3  Let's Stay Together
4  Don't Walk Away
5  Too Long A Soldier
6  Cool Zero
7  Cerebral Man
8  Let 'Em On Up
9  Suffer The Little Children
10  Wide Awake In Dreamland

TRUE LOVE (1991)
CD (USA)  CHRYSALIS F2 21805


1  Bloodshot Eyes
2  Payin' The Cost To Be The Boss
3  So Long
4  I've Got Papers On You
5  I Feel Lucky
6  True Love
7  The Good Life
8  Evening
9  I Get Evil
10  Don't Happen No More
- CD only Bonus -
11  Please Come Home For Christmas



 『GRAVITY'S RAINBOW』`93年発売のアルバム、日本盤の邦題 は「虹のロックン・ロール」と成っています。
トーマス・ピンチョン(Thomas Pynchon)という人の同名小説「邦題:重力の虹」を元に付けられたタイトルだとの事ですが、わたしは小説の内容を全く知りません。
 シングルカットナンバーは "Everybody Lay Down"、凝った作風ながらどうもピンと来ません。 "Rise (Part 2)"はオリジナルのブルース、前作の流れでしょう。 "Somebody's Baby"や9曲目の "Sanctuary" は小粒ながらも聴けますが全体的に [コレッ!]といった特出曲がないアルバムでした。

 『PAT BENATAR VERY BEST OF』は初のベストヒット物コンピレーション。好きな曲一杯なのですが…
こういったベスト物の場合、誰でもがそれぞれ聴きたい曲順をほぼほぼお持ちなので、なかなか順に聴いていくことはしないのでは無いでしょうか?

 11枚目のスタジオ作になる『INNAMORATA』は前作から少し年月が経っています。そしてレコード会社も変わっています。
CMC International という会社は`90年代に入ってから設立された会社ながら、わたしも大好きなHM/HR系のアーティストを多く抱え、応援するようになった会社です。パット・ベネターの変化も期待できます。
 一曲目は数十秒のイントロ曲、次の "Only You"はバンドサウンドもろとも期待通りのハードロックナンバーです。 次の "River Of Love" もHard & Heavy!
 "I Don't Want To Be Your Friend" は驚きの曲です。カンツォーネ風でもあり演歌調でもあり哀愁が漂う日本人好みの曲です。かなり印象的な曲です。 "Purgatory" " In These Times" はジャーマンロックのバンドが好んで演奏するような哀愁を帯びて謳いあげるメロディック・バラード。聴き応えあります。
"At This Time" はプリテンダーズを連想してしまうブリティッシュ風味を持ったストレートなロック・ナンバー。`90年代では一番気に入っているアルバムです。

GRAVITY'S RAINBOW PAT BENATAR VERY BEST OF INNAMORATA
GRAVITY'S RAINBOW (1993)
CD (USA)
CHRYSALIS 0946  3  21982  2  8

1  Pictures Of A Gone World
2  Everybody Lay Down
3  Somebody's Baby
4  Ties That Bind
5  You & I
6  Disconnected
7  Crazy
8  Every Time I Fall Back
9  Sanctuary
10  Rise (Part 2)
11  Kingdom Key
12  Tradin' Down
PAT BENATAR VERY BEST OF  1994
CD (FRANCE)
CHRYSALIS 7243 8 28408 2 4

1  Heartbreaker
2  We Live For Love
3  Promises In The Dark
4  Fire And Ice
5  Ooh Ooh Song
6  Hit Me With Your Best Shot
7  Shadows Of The Night
8  Anxiety (Get Nervous)
9  I Want Out
10  Lipstick Lies
11  Love Is A Battlefield
12  We Belong
13  All Fired Up
14  Hell Is For Children
15  Invincible
16  Somebody's Baby
17  Everybody Lay Down
18  True Love
 
INNAMORATA (1997)
CD (USA) CMC  06076 86216-2

1  Guitar Intro
2  Only You
3  River Of Love
4  I Don't Want To Be Your Friend
5  Strawberry Wine
6  Purgatory
7  Papa's Roses
8  At This Time
9  Dirty Little Secrets
10  Angry
11  In These Times
12  Innamorata
13  Gina's Song


 『8-15-80』は1979年11月13日のニューヨークでのコンサートと1980年8月15日にサンフランシスコでのコンサートからの抜粋ライブ盤。
このライブ音源の権利はChrysalisが持っていなかったのでしょう、パットのレーベ移籍に伴って過去のライブ盤がCMC International レーベルから発売されました。アルバムタイトルから選曲多くは`80年8月15日の物からでしょうが、どの曲がどうこうというのは判りません。エネルギッシュな20代の頃のパットの熱唱が聴けます。嬉しいライブ盤です。

 『Synchronistic Wanderings』は移籍されてしまったChrysalisが所持音源のベスト盤を追加販売した形ですが、そこはきっとりとアウトテイクヴァージョンなどを組み込んでいます。

2003年に新譜で出されたアルバム『』は、Bel Chiasso というレーベルから出されていました。詳しいことは分からないのですがどうやら旦那さんのニール・ジェラルド(Neil Geraldo)が同年辺りに役員登録された会社らしいのです。
 以前のCMC International 在籍時のままの方がわたし的には嬉しかったのですが…
やはり内容の方はサウンドが前作とガラリと変わっています。このカバージャケットの写真も怖い感じですが、トップ曲から3曲目迄はギターの音が狂気的で耳にうるさいです。ロック系ナンバーで好みの曲はありませんでした。
反面、ごく普通のヴォーカルナンバー、"Please Don't Leave Me" "Please Don't Leave Me" の2曲は良かったです。
 クレジットなしのクリスマスソングが入っています。



8-15-80 (1998)
CD (USA) CMC  06076 86256-2

1  I Need a Lover
2 Treat Me Right
3  I'm Gonna Follow You
4  Out of Touch
5 You Better Run
6 Hit Me with Your Best Shot
7 In the Heat of the Night
8  Little Paradise
9  Heartbreaker
10  No You Don't
11  Hell Is the Children
12 . My Clone Sleeps Alone
SYNCHRONISTIC WANDERINGS   (1999)
CD (USA)  CHRYSALIS 72434 - 99803 - 2 - 7

Disc 1
1  Heartbreaker
2  We Live for Love
3  My Clone Sleeps Alone
4  I Need a Lover  (live)
5  In the Heat of the Night
6  You Better Run
7  Hit Me with Your Best Shot
8  Treat Me Right
9  Wuthering Heights
10  Hell Is for Children
11  Fire and Ice
12  Promises in the Dark
13  Precious Time
14  Shadows of the Night
15  Little Too Late
16  Looking for a Stranger
17  Anxiety (Get Nervous)
18  Love Is a Battlefield  (demo version)

Disc 2
1  Love Is a Battlefield
2  Ooh Ooh Song
3  We Belong
4  Painted Desert
5  Outlaw Blues
6  Invincible
   (theme from The Legend of Billie Jean)
7  Sex as a Weapon
8  Le Bel Age
9  New Dream Islands  (session outtake)
10  Run Between the Raindrops  (live)
11  One Love (Song of the Lion)
12  True Hearts  (session outtake)
13  Let's Stay Together
14  All Fired Up
15  Shooting Star
   (live at the Harry Chapin tribute concert)
16  La Cancion Ooh Ooh
   (Ooh Ooh Song  - Spanish version)

Disc 3
1  Payin' the Cost to be the Boss
2  True Love
3  The Good Life
4  I Feel Lucky
5  Please Come Home for Christmas
6  Tell Me Why
7  Crying  (session outtake)
8  Sometimes the Good Guys Finish First
     (from The Secret of My Success)
9  Somebody's Baby
10   Everybody Lay Down
11  Rise (Part 2)
12  Rise (Part 1)  (session outtake)
13  Temptation
14  Every Time I Fall Back (remix)
15  The Effect You Have on Me
     (from the Edith Piaf tribute album)
16  Rescue Me (from Speed)
17  Strawberry Wine
18  I Don't Want to be Your Friend
19  Here's My Heart
     (from Metropolis - 1984 re-release)

GO (2003)
CD (USA)  Bel Chiasso 79743-2

1  Go
2  Brave
3  I Won't
4  Have It All
5  Sorry " (Benatar, Giraldo, Paul Rafferty)
6  Please Don't Leave Me
7  Please Don't Leave Me
8  Out of the Ruins
9  In My Dreams
10  Tell Me
11  Brokenhearted

  -hidden track-
Christmas in America  (Radio Edit)


 アメリカのラジオ番組『King Biscuit Flower Hour』でのライブ音源からいろいろなアーティスのCDが出ています。
 パットのは『GREATEST HITS LIVE 』この録音は1979年時の物との事です。 "Fire & Ice" が抜群に良いです。パットのライブ盤はどれも満足できるものです。

 『SUMMER VACATION』もライブ盤ですがこちらの録音は2000年頃の物。アーティスト名の記載も Pat Benatar Neil Geraldo の二人の名義に成っています。"We Belong" などはやはり昔の雰囲気と違った唱法と成っています。年を重ねた年輪を感じます。こちらのヴァージョンも大好きです。

 『PAT BENATAR & NEIL GIRALDO : 35TH ANNIVERSARY TOUR』ライブ盤が続きますが、こちらも前作同様夫婦名義でのリリース盤でライブ録音、映像DVD付きの三枚組のなります。パットのレコードデビュー35週年を記念しての発売。
 カバー写真の二人は仲の良さがはっきりと出ている写真です。
久しぶりの新譜に成りますので『SUMMER VACATION』から実に10年目となるライブです。エネルギッシュさは変わりありませんが、ロックでいう「ノリ」という部分が、`80年代の頃、2000年頃、そして2014年、確実に違っています。聴き比べると違いは判りますがいつに時代が良いかというとどの時代もそれなりに味が有って答えが出ません。人間味あふれるシンガーなのでしょうね。とても好きなシンガーです。 "Promises in the Dark" が良いですネ。
 DVDはデータ形式VOBファイルで入っています。

35th Anniversary Tour
GREATEST HITS LIVE   (2003)
CD (USA) KING Biscuit  KBFR 40010 2

1  You Better Run
2  Treat Me Right
3  Fire & Ice
4  Out of Touch
5  I Need a Lover
6  Promises in the Dark
7  Hit Me With Your Best Shot
8  Hell Is for Children
9  Heartbreaker
10  Precious Time
11  In the Heat of the Night
12  We Live for Love
13  Helter Skelter
SUMMER VACATION  (2004)
CD (UK)  Cherry Red
-Bel Chiasso  CDLEM 49

1  Treat Me Right
2  I Need a Lover
3  We Live for Love
4  Girl
5  I Won't
6  We Belong
7  Love Is a Battlefield
8  True Love
9  Out of the Ruins
10  Hell Is for Children
11  Heartbreaker
12  Please Don't Leave Me
13  Promises in the Dark
14  Hit Me With Your Best Shot
15  All Fired Up
PAT BENATAR & NEIL GIRALDO:35TH ANNIVERSARY TOUR 2014
2CD+1DVD (USA)
Bel Chiasso MBDVD-8500

One
1  Shadows of the Night
2  All Fired Up
3  Invincible
4  We Live for Love
5  So Sincere
6  Sex as a Weapon
7  Promises in the Dark
8  We Belong
9  Hell Is for Children

Two
1  You Better Run
2  Hit Me with Your Best Shot
3  Love Is a Battlefield
4  Let's Stay Together
5  Heartbreaker

Three
DVD

Single Records I Have

WWR-20666
WWR-20666
Heartbreker /
My Clone Sleeps Alone
WWS-17002
WWS-17002
We Live for Love
/ I Need a Lover
WWS-17045
WWS-17045
You Better Run /
Out-a-Touch
WWS-17084
WWS-17084
Hit Me with Your Best Shot
/ Prisoner of Love
WWS-17106
WWS-17106
Treat Me Right /
Never Wanna Leave You
WWS-17165
WWS-17165
Fire & Ice /
Hard to Believe
WWS-17184
WWS-17184
Promises in the Dark
/ Evil Genius
WWS-17279
WWS-17279
Shadows of the Night
/ The Victim
WWS-17384
WWS-17384
Looking for Stranger
/ I'll Do It
WWS-17347
WWS-17347
Little to Late /
Fight It Out
WWS-17412
WWS-17412
Love Is a Battlefield
/ Hell Is for Children
WWS-17498
WWS-17498
We Belong /
Suburban King
WWS-17530
WWS-17530
Ooh Ooh Song /
Spanish Version
WWS-17544
WWS-17544
Temporary Heroes /
Diamond Field
WWS-17564
WWS-17564
Invincible /
Instrument Version
WWS-17599
WWS-17599
Sex as a Weapon /
Red Vision
WWS-17599
VS$ 43268 (USA)
All Fired Up /
Cool Zero



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Text by Mie