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クラシック音楽との関わり
Blues, Soul, Jazz, Country, Rock など一般大衆の中から生まれ育ったポピュラー音楽が大好きで、それらの音楽はわたしにとって人生を共に歩んできた伴侶とも云える存在です。
Blues, Soul, Jazz, Country, Rock などのルーツは自分たちの生活の中から自分や家族や仲間たちの為に自然と生まれた音楽・歌で、対して古典音楽の昔は、教会や貴族衆に雇われた職業音楽家だったと言われています(後々は大衆を相手にして作った人も居たでしょうが)。
まぁ 現在でも生活費を稼ぐ為に作曲・編曲を仕事にしている大衆向け音楽家も沢山おられる訳で、17世紀、18世紀の時代に近い部分もあるみたいですが。
音楽を人に与える立場にある人が居れば、与えられる立場の人間も居ます。わたしはその後者の立場の人間。(趣味で中学生時代からギターを少しは弾いていますが、他人の為にではありません)
ポピュラー系中心と云えども古典音楽もある程度は聴いてきてはいました。
ただ、クラシック音楽愛好家の皆さんと違うのは、一曲一曲の中で「あっこの曲!何々」と判るほどの部分が少ないのです。
ポピュラー音楽系 (
好きな曲ならば) ならば曲の途中でも一部を聴けば、すぐに判りますが、クラシック音楽の場合は、(特に交響曲) 全く覚えていない旋律が多すぎて曲名の判断が付かない曲が多すぎます。
クラシック音楽愛好家の皆さんは主題以外の部分でも判る様です。聴き込み量の違いが明らかに有るのが分かります。
実際、大曲であってもわたしの場合は全楽章を何度も聴くことは先ずありません。ほぼ聴くのは、[第○楽章]に絞られるといった感じです。
わたしの聴き始めというのは中学校音楽の授業で [音楽鑑賞] と称して古典音楽を聴く時間が何時間かありましたので、Blues, Soul 等の米黒人ミュージックよりは早く聴いていました。
人生の中で (若き時代の生活の中で)、想い出として残った曲の中には、クラシック音楽もかなりありました。
今も引き続き聴く曲も沢山あります。レコード盤やCDディスクも今となっては結構購入していました。
それでも、ポピュラー系音楽程、音楽家や演奏家についてのファン心情・マニア心情は強くありませんでしたので、最初は気に入った曲に出会ったら同作曲家の曲を追って聴いてきました。
それも価格的な観点から安価盤扱いに成る [録音は古い乍らも一応定評のある過去録音物] を中心に選んでいました。(有名指揮者・人気演奏家の
新録音盤 はポピュラー系よりかなり割高な時代でした。)
いくら旧録音盤とはいえ、やはり好きな作曲家、そうでもない作曲家の仕分けが少しは出てきます。(管弦楽曲では指揮者による違いも判ってきます、好みの違いも出てきました)
そして少しずつ、そういった人たちを中主に、普通の価格帯ディスクも手にする様に成って行きました。
当時人気 (盤がよく売れた) のあった指揮者はカラヤン・ベルリンフィルを筆頭にセル・クリーヴランド、オーマンディ・フィラデルフィア、ショルティ・シカゴ、バーンスタイン・ニューヨーク・フィル、歌手ではキリ・テ・カナワあたりでしたが、21世紀も少し過ぎて今なお人気を誇っているのはカラヤンのみの様な感じですね(カナワは2017年に引退!)。
当時から現在までに渡ってわたしが好きなのはブルーノ・ワルターとシャルル・ミンシュとどちらも20世紀前半に人気で尚且つ今も評価されている人たちです。
カラヤンは [人気取り指揮者] 的な思いもあり意図的に敬遠していましたが、シベリウスを聴いて「凄い」と思いました。ただ、モーツァルトやベートーベンではそうは感じませんでしたが。それでもその後は徐々に好きになっっていった指揮者です。ベートーベンでは第五をフルトヴェングラーで聴いて驚き、全九曲セットも購入しましたが、彼は、好きな指揮者には今も成ってはいません。
クラシック系に関しては掘り下げて聴き続けたことはありませんでしたが、聴いた中で好きな作曲家数名を中心に心に残った作品を記しておこうという事で、始めました。
他、作者うんぬんより曲自体が気に入ったものも沢山ありました。小品でもよい曲は多いです。
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